いざというときに猫を呼び寄せる方法 コツや練習法を獣医師が解説
いつ起こるか分からない災害。場合によっては、予期せず愛猫が逃げ出してしまった、なんてこともあるかもしれません。ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、猫の飼い主さんを対象に「いざというときに猫を呼び寄せる方法」に関するアンケートを実施しました。また、猫を呼び寄せるコツや練習方法について、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に伺いました。 【写真】こちらを見上げるロシアンブルー
いざというときに猫を呼び寄せる方法が“ある”と答えた飼い主さんは約3割
地震や火災などの災害は、いつ起こるか分かりません。今回、ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、「いざというときに猫を呼び寄せる方法がありますか?」というテーマでアンケートを実施。その結果、「いざというときに猫を呼び寄せる方法がある」と答えた飼い主さんは31%(19名)でした。 さらに、猫を呼び寄せる方法が「ある」と回答した方に対して、「『いざというときに猫を呼び寄せる方法』について、くわしく教えてください」という質問を実施。寄せられた方法の中から一部をご紹介します。
飼い主さんたちが実践する「猫を呼び寄せる方法」
「テンション高く、『おやつ食べる? 』と言うと高確率で来てくれる」 「名前を呼ぶと大体は来る。来ない場合は鈴の付いたボールを振ると来る」 「YouTubeやTikTok等の猫を呼び寄せる音源。子猫の鳴き声とかが多いですが、駆けつけて来ます」 「おやつの袋をカサカサいわせる」 「冷凍庫を開けると何故か必ず来ます」 「おやつのときに使うベルや、お気に入りのおもちゃの音」 「『仕事に行くよ』とか『寝るよ』のとき、必ずタイカマをあげるので寄って来る」 ここからは、いざというときに猫を呼び寄せるコツや方法について、獣医師の原先生に解説していただきます。
猫を上手に呼び寄せるコツと練習方法
――どのようにすれば、猫を上手に呼び寄せることができるのでしょうか。コツはありますか? 原先生: 「過度に大きな声を出さない・激しく急な動きをしない・目を真っ直ぐ見つめすぎないなどが、猫を呼びながら同時にできることになるのではないでしょうか。 そういったところからあえて横や後ろを向きながら呼んでみる、というのも一つの手ですね」