横浜・ズーラシアでホッキョクグマの赤ちゃん誕生 母親の腕の中で眠る姿も
よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区)で、ホッキョクグマの赤ちゃんが生まれた。母子ともに落ち着いた様子で、赤ちゃんの泣き声は日に日に力強くなっているという。ホッキョクグマは国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定しており、同園での繁殖は2例目。 【写真で見る】母親に抱きつくホッキョクグマの赤ちゃん 同園によると赤ちゃんは11月18日、いずれも天王寺動物園(大阪市)からやってきた父「ゴーゴ」、母「イッちゃん」との間に生まれた。性別は不明で、現在は巣穴の中で母乳を飲みながらすくすく育っている。 イッちゃんにとっては3度目の出産。赤ちゃんは2~3時間おきに母乳を飲んで母の腕の中で眠る姿が見られるといい、飼育員の伊藤咲良さん(49)は「出産がうまくいってうれしい。母親が安心して育児ができるように支えていきたい」と話している。 成長の様子は同園のホームページ内のブログ「飼育日誌」で随時発信する。問い合わせは、同園電話045(959)1000。
神奈川新聞社