クラブツーリズム、「ひとり旅」ツアーを30~50代女性向けに、同世代のプロジェクトチームも結成
クラブツーリズムが「ひとり旅」ツアーを強化している。これまでのシニア層に加えて、30~50代女性をターゲットに、同世代の女性社員によるプロジェクトチームを結成。商品を拡充するとともに、2024年6月10~14日には、テレビ東京との協業番組「ハーフタイムツアーズ」でひとり参加に人気のツアーを放送する。 同社は「ひとり旅」ツアーを1997年から販売開始。2023年度は国内ひとり旅を1300コース以上発売し、前年度比33%増、過去最高の売上げを記録した。従来の60~70代に加え、30~50代女性の参加が増加したという。60~70代が友だちづくりを兼ねた参加が多かったのに対し、30~50代は「ひとりの時間をより充実したい」「普段働いているため週末に参加したい」と嗜好が異なっていることから、ひとり1テーブルでフレンチコースのランチといった内容に趣向を凝らしている。 ツアーの一例は、「箱根ラリック美術館 オリエント急行でフレンチの昼餐 天空の社殿『箱根元宮』」(7~9月出発、2万7900円)。美術館でのアート鑑賞や箱根のパワースポットめぐりに加え、箱根ラリック美術館のオリエント急行内でのひとりずつ1テーブルでのフレンチコースを盛り込んだ。バスの座席も1人2席用意する。
トラベルボイス編集部