[深層NEWS]正副大統領が対立のフィリピン、「殺し屋を雇った」発言はドゥテルテ家のけん制か
笹川平和財団の小原凡司・上席フェローと政策研究大学院大の高木佑輔准教授が3日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、正副大統領が対立するフィリピンの情勢を議論した。 【写真】狙われている?…フェルディナンド・マルコス大統領(右)
ロドリゴ・ドゥテルテ前大統領の長女・サラ副大統領がフェルディナンド・マルコス大統領を標的に「殺し屋を雇った」と発言したことに、小原氏は「マルコス政権で不満をためたドゥテルテ家によるけん制ではないか」と指摘。高木氏は「対立の顕在化は、(来年の上下両院選などの)中間選挙と(2028年の)次期大統領選に向けた動きだ」と分析した。