駅名看板「どうやって持って帰るの」JR松山駅ゆかりの品販売に鉄道ファンら長蛇 「さよならイベント」盛況 昔の映像の振り返りも
(醤油めしなど購入) 「一番買いたかったのは、松山の『醤油めし』。昔、松山駅で売っていたが、今は売っていない。どうしてもこれが、子どもの頃の思い出で、どうしても食べたくて」 また、普段は入れない線路上で「バラスト」と呼ばれる石を拾うことのできる催しも。 ■■■■新幹線はあまり好きじゃなかった (バラスト拾いに参加) 「(服の絵は400系?)400系」 「(新幹線好きなの?)新幹線はあまり好きじゃない」 「(何が好きなの?)え、普通の電車」 「(例えば?)JR四国でしょ?7000系とか好き」 秋晴れの連休最終日、訪れた人たちは、見納めとなる松山駅の2代目駅舎を楽しんでいました。 ところで。 2代目の駅舎で、これまでに行われてきた様々なイベントについて、あいテレビに 残されていた映像から、少し振り返ってみました。 ■■■■映り込んでいたのは車両基地に転車台 100系のミニ新幹線 【2003年】 こちらは21年前、10月の「鉄道の日」に合わせて開催された「ふれあい祭り」の映像。 現在は伊予市に移転した車両基地や転車台が写っていました。 ミニ新幹線にまたがる子どもたちの姿も。 【1997年】 時は更にさかのぼり、27年前の「鉄道の日」。 1日駅長の任命式の様子が残されていました。 たすきを掛けられた1日駅長の女性は、信号やポイントの操作を体験しているよう。 なかなか本格的。踏み込んでます。 ■■■■今は30歳くらい?駅構内に座り込む園児たち 【1998年】 「列車はですね、非常に速い速度で走っています」 こちらは98年、幼稚園児を対象に行われた交通安全教室。 改札口の目の前に並んで座るこの光景、今見ると新鮮です。 この後、駅前の歩道で線路を横断する練習が行われました。 【2001年】 燃え上がる石炭。 盛大に水蒸気を吹き上げ、JRの線路上を走る蒸気機関車、その名も「坊っちゃん列車」。 2001年に行われた「子規100年祭」というイベントに合わせて、3日間限定で松山駅を走行しました。
そして現在。 (城 健大呂記者) 「新しい松山駅と古い松山駅、これが同時に見られるのというのも、今だけなのかもしれません」 71年の歴史に幕を下ろした2代目の松山駅舎は今後、レールの撤去などが行われた後、来年度中に取り壊される予定です。
あいテレビ