「正直、お金の無駄だった…」もう後悔しない! 片付けのプロが実践する“買い物で失敗しない”3つのポイント
気を付けること(3)買う以外の選択肢を考える
必要だと思うモノでも、 ・高価なモノ ・場所を取るモノ ・使用頻度が低いモノ ・使う期間が短いモノ について、まずは買う以外の選択肢を持ってみましょう。 ベビー用品は使用期間が限られている割に、価格が高いモノが多いです。それを全部そろえるべきなのか?をまず考えたいですね。 インターネットで調べると、ベビー用品専用のレンタルショップがあります。借りられる期間はレンタルショップによって様々ですが、だいたい1ヵ月間から借りることができ、必要な期間だけ借りることができます。 ベビーベッドやベビーカー、電動ハイローチェアバウンサーなど短期間しか使わないモノはレンタルをすることで費用を抑えられるし、使い終わった後すぐに返却ができるので場所をとらずに済みます。 ベビー用品は捨てるときも粗大ごみに出すと1000円以上のコストがかかるので、そういったことも考えてレンタルという選択肢も持ちたいですね。 里帰りで実家にも必要な場合も、買わずにレンタルをするのがおすすめです。
モノが増えてしまう原因は…
今回はベビー用品に焦点を当てましたが、他のモノに対しても上記の3点を意識して買い物をすることが大切です。 片付けでモノを手放しても、その分たくさん買い物をしてモノを増やし続けていたら部屋は片付きません。 捨て活ではただ手放していくだけでなく、1つ1つのモノと向き合うことで自分の買い物の傾向を知り、モノの入り口を見直すことがとても重要です。 モノが増えてしまう原因として、 ・SNSや雑誌を見て必要性を感じて欲しくなる ・あったら便利と思い増やしてしまう ことがよく挙げられますが、住んでいる環境や家族構成などが違うので、誰にとっても必要なモノというのはありません。誰かの必要と自分にとっての必要は異なるので、自分が本当に必要と感じたときに手に入れることが大切です。あったら便利と思うモノはなくても大丈夫ということでもあります。 「自分は本当に必要だと思っているのか?」 その自分軸を大切にした考え方ができると、モノを安易に増やして失敗することも減っていきます。 そして自分にとって本当に必要なものが集まった居心地の良い空間ができてくると思います。 買い方についてもぜひ意識してみてくださいね。
【Profile】ありママ(@arima1987_home)
7歳、5歳姉妹のママ。大学卒業後、東京都内の中学校教師を4年、地方の中学校教師として8年間の計12年間勤務。 出産後、子育てでモノが増え、一気に汚部屋の住人に。育休明け仕事復帰をしたが、モノの多さとタスクの多さに疲れ果てて、捨て活を開始。片付ける過程や片付けて気づいたことをインスタで発信、2023年退職し、フリーランスに。整理収納アドバイザー1級取得。