浦和・マチェイ・スコルジャ監督

　浦和のマチェイ・スコルジャ監督が28日、横浜戦（30日、日産スタジアム）に向けてのオンライン会見に臨んだ。 　敵地・横浜戦は5連敗中。ブラジル人アタッカーのFWアンデルソン・ロペスやFWエウベル、FWヤン・マテウスについて「この3人はJリーグの中で最もポテンシャルが高い選手たちだと思う」と語り、「あんまりスペースを与えないことが必要だと思う。ピッチのどの部分でもコンパクトにチームを保たないといけない。また、一対一のチャレンジが得意な選手たちでもあるので、しっかり守備しないといけないと思う」と警戒した。 　チームは前節・柏戦で勝利し、連敗を4で止めた。FWチアゴ・サンタナの決勝弾で5試合ぶりの白星。「残り5試合では、あのような姿が必要だと思う。常に次の試合のみを考えて、柏戦のときと同じように走って戦う準備をしないといけない。そのような戦いができれば前線で、より多くのチャンスを作ることができると思う」と力を込めた。 　柏戦ではMFサミュエル・グスタフソンが9月のFC東京戦以来の先発。効果的なパスや守備などで勝利に貢献した。スコルジャ監督は「サミュエルにとって非常に良いゲームとなった。特にビルドアップが良かったが、守備のパフォーマンスも良くなってきていると思う。マテウス・サヴィオの近くでプレーしていたが、しっかりと、そのゾーンを守れていた。そしてビルドアップに関しては彼の良いパス、特にライン間へのパスが通ることによってチャンスの数は増えたと思う」と称えた。 　スコルジャ監督が指揮を執った9月のG大阪戦で勝利も、FC東京戦から敗戦が続いた。復帰後初の連勝へ「マリノス戦では、どこまでオープンなゲームにするのかが一つのポイント。どの時間帯で我々がオープンな戦いを仕掛けるのかというところだと思う。我々はローディフェンスで守ることだけをしたいとは思っていない。ハイプレスもかけたいと思っているが、いつ前から行くのかというところだと思う」と見据えた。