31日、2回戦終了時点でのCゾーンの組み合わせ

◇第102回全国高校サッカー選手権大会(2023年12月28日～2024年1月8日) 【画像】先制点をあげ笑顔を見せる神村学園の2年生・名和田我空選手 31日の2回戦で全代表校が出そろった第102回全国高校サッカー選手権大会。 Cゾーン、神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場で行われた2試合。 “部活から海外へ”前回大会ベスト4の原動力になった現在ドイツリーグでプレーする福田師王選手に続いて、高卒で海外ベルギーリーグのヘンク加入が決まっている吉永夢希選手を擁する神村学園(鹿児島)が2回戦から登場。U-17ワールドカップに吉永選手とともに出場した2年生・名和田我空選手の先制点など2-0で松本国際に勝利しました。 その神村学園の3回戦の相手として名乗りを上げたのは、予想をくつがえした神戸弘陵(兵庫)。1回戦、3-1で難敵・立正大淞南(島根)を退けた前橋育英でしたが、神戸弘陵に2ゴールを許し反撃も及ばずやぶれました。 神奈川・等々力陸上競技場での2日の3回戦・第1試合に勝ち進んだのは夏の王者でした。インターハイを茨城勢として44年ぶりに制した明秀日立が95回大会で4強まで進出した東海大仰星(大阪)をPK戦決着と苦しみながらもしりぞけ、夏冬2冠達成にまた一歩近づきました。 日大藤沢(神奈川)はインターハイ4強に勝ち進んだチーム。近江(滋賀)を相手に試合の序盤に先制するも、後半に追いつかれPK戦決着でやぶれました。近江はこれまで最高成績だった2020年の全国2回戦を上回る、3回戦へ進出です。 ▽Cゾーン2回戦 4試合 12月31日 ◆ニッパツ三ツ沢球技場 神村学園(鹿児島)2-0松本国際(長野) 神戸弘陵(兵庫)2-0前橋育英(群馬) ◆等々力陸上競技場 明秀日立(茨城)1-1(PK6-5)東海大仰星(大阪) 近江(滋賀)1-1(PK4-3)日大藤沢(神奈川)