鍵山優真が優勝、壺井3位 NHK杯
【AFP=時事】24-25フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯は9日、東京で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、北京冬季五輪銀メダリストの鍵山優真が合計300.09点で優勝を果たした。 【写真12枚】鍵山らの演技や表彰式の様子 これが今季GP初戦となる鍵山は、冒頭の4回転フリップで転倒したが、そこから立て直して地元の観客の前で勝利を収めた。 イタリアのダニエル・グラスルが264.85点で2位、壷井達也が251.52点で3位。ショートプログラム(SP)で自己ベストを記録し、2位につけていた三浦佳生はフリーで崩れて6位となった。 鍵山は「フリーも頑張らなきゃ、という思いが強くなりすぎ、焦りが出てしまった」と振り返ると、「(ミスは)悔しかったが、それ以外の立て直しの部分で、すごく気持ちが強く入った。そこが成長した部分」と話した。 「普段の練習でも、失敗しても続けて行うような練習をしていたので、そこがよくできた。ファイナルを狙う中で、最後まで諦めてはいけないという思いもあったので、強く気持ちを保てたと思う」 次戦は来週ヘルシンキで行われるフィンランディア杯となる。鍵山は12月のGPファイナル進出を目指しており、出場すればイリア・マリニン(米国)らと激突する。【翻訳編集】 AFPBB News