自衛隊ついに「自爆ドローン」取得へ?「令和7年度予算案」で明らかに 今や戦車も撃破できる有力装備
地上攻撃用の小型無人機取得が確定
防衛省は2024年12月27日に発表した「令和7年度予算案の概要」で、車両攻撃用の小型攻撃用UAV(無人航空機)取得の方針を明らかとしました。 【動画】トラックでも戦車でも関係なし! これが、自爆ドローンの攻撃です 地上攻撃用の小型UAVとは、プロペラが複数あるいわゆるマルチコプタータイプのドローンか、ロシアの「ランセット」のような推進式のタイプのようなもになると、予想されます。予算は32億円が見込まれています。 今回の予算案の概要では取得予定の機体に関して「空中を遊弋(ゆうよく)して車両等を迅速に撃破可能な小型攻撃用UAVを取得」と明記されており、2024年現在ウクライナとロシアの戦いに使用されている自爆ドローンのような装備になる可能性が考えられます。 2022年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、ドローンによる車両攻撃は大きな脅威となっています。未装甲の車両のみならず、分厚い装甲に守られた戦車なども装甲の薄い車体上部や動力部に対する攻撃で、撃破または、走行不能になる事態が多発しており、主要な車両攻撃方法のひとつになっています。
乗りものニュース編集部