「股間蹴り上げる」動画“日常的いじめ”も 「高所から転落させ」殺人未遂容疑 産廃業者元専務ら3人逮捕
関西テレビ
ショベルカーで同僚の男性を持ち上げ、約9メートルの高さから落下させて殺害しようとした疑いで、大阪府八尾市の産廃処理業者の元専務ら3人が逮捕されていたことが分かりました。 被害を受けた男性が職場での日常的ないじめの実態を語りました。 【被害に遭った男性】「最初は蹴られたり、あとバットとかで殴られたりとか」 職場での、いじめの被害を訴える男性。 26日、FNNの取材に示した動画には、男性が股間を勢いよく蹴り上げられる様子が記録されています。 男性は、大阪府八尾市の産業廃棄物処理業「泰幸」で働いていた際、当時の専務らから暴力を受けていたということです。 警察は、この男性に対する殺人未遂の疑いで「泰幸」の元専務杉本竜司容疑者(48)と社員の男2人を逮捕。 杉本容疑者らはことし6月、男性を高さ9メートルの建物のはりから落下させ、殺害しようとした疑いが持たれています。 警察によると、男性はショベルカーで持ち上げられ、はりにぶら下がりましたが力尽きて転落し、けがをしたということです。 男性はここで働き始めて以来、日常的に暴力を振るわれていたと話します。 【被害に遭った男性】「仕事が遅いとか言われて、顔にスプレーかけられて低温やけどさせられたり、スタンガン当てられたりとか。怖かったし、死ぬんじゃないかなとか思っていました。許せない」 警察は杉本容疑者らの認否を明らかにしていませんが、「男性は物覚えが悪かった」などと供述しているということです。 杉本容疑者らはすでに、男性に対する傷害の罪でも逮捕・起訴されています。
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