「人気車種が買い求めやすい設定に」注目必至、マツダのクロスオーバーSUV“CX-30”が一部改良
マツダは7月18日、コンパクトクロスオーバーSUVとして人気の「CX-30」を一部改良して販売を開始した。マツダは「ひと中心」の価値観のもと「走る歓び」を進化させたというが、人気モデルがひしめくでカテゴリー「CX-30」はどのように変わったのだろうか。 ⇒【写真】マツダのクロスオーバーSUV“CX-30”の詳しい画像を見る(全3枚)
第7世代商品群の第2弾として登場したクロスオーバーSUV
「CX-30」は、マツダ3と共通の新世代スカイアクティブアーキテクチャーを採用し、第7世代商品群の第2弾として2019年7月に登場したクロスオーバーSUV。デビュー以来、限定車の投入や中身の濃い改良を重ね、その商品性に磨きを掛けてきた。 CX-3やマツダ2よりも広い車内を確保しながら、CX-5よりもコンパクトで、広さと運転がしやすいボディサイズを両立したのが特徴。全高は多くの立体駐車場などに入庫可能な1540mmとしながら、CX-5と同等の車内幅を確保し、機内持ち込みサイズのスーツケースが4つ収納可能な約430Lの荷室容量を確保した、都市でも郊外でも対応できるユーティリティの高さが大きなポイントとなっている。
機種体系を刷新し、コネクティッドサービスの機能を拡充
今回の改良では、車種体系を見直すとともに、コネクテッドサービスの機能拡充や安全装備の強化を図っている。 パワーユニットは、156PSを発生する2L直噴ガソリンエンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「e-SKYACTIV G 2.0」と、130PSを発生する1.8Lクリーンディーゼルエンジンを搭載。組み合わせるトランスミッションは全車6速ATで、駆動方式はすべてのグレードに2WD(FF)と4WDをラインナップする。 車種体系はそれぞれのエンジンに、ベースグレード「20S/XD Sパッケージ」、上級グレード「20S/XDツーリング」、従来より好評の特別仕様車「20S/XDレトロスポーツエディション」を揃えた全6グレードの構成となる。また、ベースグレード「20S/XD Sパッケージ」に、ホイールとドアミラーカバーをブラックとした「ブラックアピアランスパッケージ」をオプション設定する。
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