串カツ専門店が「からあげグランプリ」に挑戦 人気メニューをアレンジ
串カツ専門店「串カツくまた」(浜松市中央区板屋町、TEL 053-454-7727)の店主・熊谷聖(しょう)さんが、現在投票受け付け中の「第16回からあげグランプリ」にエントリーしている。(浜松経済新聞) 【写真】「串カツくまた」の唐揚げ 同グランプリは「日本で一番うまい唐揚げ店はどこだ?」をキャッチフレーズに、全国で最もおいしい唐揚げ店を決める大会。一般社団法人日本唐揚協会(東京都)の主催で2010(平成22)年に初開催し、今回で16回目となる。「弁当部門」「唐揚げ店部門」など部門ごとにエントリーを受け付け、インターネット投票によって金賞、最高金賞が選出される。浜松市内の店では、遠鉄ストア(中央区)が2021年に「スーパー総菜部門」で「審査員特別賞」を受賞している。熊谷さんは「浜松市内の個人店での受賞はないと知り、初受賞を目指して挑戦しようと考えた」と話す。 熊谷さんは大阪の大学を卒業後、東京と浜松の飲食店で10年ほど修業を積み、同店をオープン。幼い頃から唐揚げが好きだったため、「からあげグランプリ」の存在を知り挑戦したいと考えていたが、コロナ禍などでこれまでエントリーできず、準備が整ったことから今回の挑戦を決めた。串カツ専門店だが、同店で提供している唐揚げ「くまから」は人気メニューの一つという。今回の挑戦に当たり、しょうゆベースのたれに漬け込んでジューシーに揚げた「くまから」に、甘くさっぱりとした味わいのソースを付けて食べる「ソースDEからあげ」を考案。子どもから大人まで幅広い世代で受け入れやすい味に仕上げたという。 「東日本味バラエティー部門」にエントリー。熊谷さんは「常連客には、唐揚げにソースを付けて食べることに意外性を感じながらも、『食べてみたらおいしい』と言ってもらえた。揚げ物専門店として受賞を目指したい」と意気込む。 インターネット投票期間は1月6日まで。
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