ノルウェーの大規模油田、停電で生産停止 再開時期不明
[オスロ 18日 ロイター] - ノルウェー石油大手エクイノールは18日、同社が運営する北海のヨハン・スベルドラップ油田の生産を停止したと発表した。 エクイノールの広報担当者によると、油田の「フェーズ1」地区に電力を送っている陸上の変電施設で発煙があり、停電が発生したことが原因。現在生産再開に向けた作業を進めているが、再開時期は今のところ不明だという。 西欧最大規模のヨハン・スベルドラップ油田は、運営主体のエクイノールが事業権益の42.63%を保有。その他の持ち分はエイカーBPが31.57%、ノルウェー国営石油会社ペトロが17.36%、トタルエナジーズが8.44%となっている。 エクイノールは先月、同油田の生産量が来年初めから日量約75万5000バレルとこれまでで最大に達するとの見通しを示していた。