YouTube、日常に潜むフェイクニュースの対策キャンペーン、総務省、国際大学GLOCOMと共同で
YouTubeは11月11日、「#ほんとかな?が、あなたを守る」というテーマを掲げ、フェイクニュース対策の啓発キャンペーンを開始した。 本キャンペーンは、総務省および国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)の協力のもと実施され、フェイクニュースが自分の日常に潜む問題であると気付いてもらうきっかけを作ることと、情報との向き合い方について考える機会を提供することを目指す。 学びやエンターテインメント、ゲーミングなどの分野のクリエイターやタレントが参加したYouTubeのショート動画を公開中。「Kevin's English Room」「午前0時のプリンセス【ぜろぷり】、」「SAWAYAN CHANNEL」「Bebechan - 日本のフランス人」の各チャンネルのクリエイターと、タレントの黒柳徹子氏、堀内健氏、ガチャピンの全7組。 YouTubeでは、動画を視聴したり発信したりするユーザーの一人一人が誤情報やフェイクニュースに惑わされないよう情報を吟味し、取捨選択する力を高められるよう、共に考え取り組んでいくことも同サービスのの大切な取り組みであるとしており、「これらのショート動画を見て、投稿する前に少し立ち止まって考えていただけると嬉しいです」と呼び掛けている。
INTERNET Watch,大竹 莉子
【関連記事】
- フェイクニュース問題の解決に向け、NEDOが偽情報対策技術開発に着手、富士通のシステムが採択 国際競争力強化につながる技術開発を推進する「経済安全保障重要技術育成プログラム」
- 【被害事例に学ぶ、高齢者のためのデジタルリテラシー】若い人もフェイクニュースにだまされやすい? 出所不明な怪しい情報を拡散することの危険性
- 【被害事例に学ぶ、高齢者のためのデジタルリテラシー】その情報、シェアして大丈夫? フェイクニュースの拡散で起こった事件 驚異的な拡散力、米大統領選でも影響が
- G7関連イベントも実施、YouTubeが誤情報やフェイクニュースに対する取り組みを紹介
- 6割以上が「参考にする」動画、ディープフェイクを「見分けられる」と思う人はわずか2%~トレンドマイクロ調査