[DSP大全]「パワーアンプ内蔵DSP」にはグレード違いがある? 選択の際のチェックポイント!
◆価格の手頃さを優先するか、音質性能に重きを置くか、そこのところを要熟考!!
そして、内蔵されているパワーアンプのch数も機種ごとで変化する。そもそもコントロールできるch数が少ない場合には、内蔵パワーアンプのch数も少なくなる。そうすることで製品価格も抑制される。
また、内蔵パワーアンプの出力を低くすることでも製品価格を下げられる。なので手頃であることを強みとする機種では、敢えてアンプの出力は下げられている。逆に音質性能にこだわろうとするモデルでは、価格が多少高くなっても内蔵パワーアンプの出力が上げられている。
さらには、各パーツの質にこだわって設計すると「素の音質性能」が高くなる。しかし、そうすることでも製品代もアップする。
なお、その他でも細かくチェックしたいポイントがいくつかある。対応リモコンの操作性、デジタル入力端子のタイプ、対応するハイレゾ音源のスペック、Bluetoothへの対応、これらまでを吟味するとマイベストを絞りやすくなる。
今回は以上だ。次回からは「単体DSP」についての解説を開始する。お楽しみに。
レスポンス 太田祥三