「“推し”と一緒に“押す”胸トレ」関西の若手注目ボディビルダー・檜皮哲希が実践
そして最後の種目はインクラインダンベルフライ。ちなみに、ボディビル中心の生活を送りながら、普段は「ラブライブ!」にも愛を注ぐ檜皮選手。推しは、近江彼方さんや優木せつ菜さんとのこと。トレーニングに向かう際には推しの曲を聴きながらテンションを高め、この日はトレーニング中も推しのTシャツを着用していました。 「さっきまでの種目はプレス系の種目なので、“推し”のTシャツを着て“押す”、今回はフライ系なのでTシャツはいったん脱いでタンクトップに…というのはさておき。フライの種目は、下ろしていくと肩に負荷が逃げていくので、ボトムにいくについれてお尻を上げて、同じ筋繊維をストレッチさせながら上げることを意識しています」 2021年の高校3年時にデビューし、今年で4年目。着実にステップアップして結果を伸ばしてきた檜皮選手が目指すのは、今年8月に東京で開催が予定されている、23歳以下の日本一決定戦「日本ジュニア男子ボディビル選手権」での上位進出です。 「自分の同世代には、去年はまだこの大会に出ていなかった有力な選手がいて、今年の日本ジュニアは相当すごい大会になると思います。去年から飛躍的にデカくなった体で、上位を目指していきたいと思います」
取材・文・写真/木村雄大