【ボートレース戸田】SGでは96年以降初の中止打ち切り 吉川元浩が予選トップ通過/ボートレースクラシック
ボートレース戸田のSG「第59回ボートレースクラシック」は19日に準優勝戦を行う。 4日目は朝から北寄りの強風が吹き荒れ、1Rから安定板を装着して2周戦となった。ホームは追い風で1Mは流れる艇が続出。5Rでは2周バックで新開航が風にあおられて転覆する危ないシーンもあった。レースは6Rまで行われたが、7R以降は中止打ち切りが決定。SGの中止打ち切りは96年以降では初となった。 得点率は4日目6Rまで集計され、予選トップ通過を決めたのは吉川元浩。同率、同着で並んでいた枝尾賢はタイム差で2位となった。毒島誠が3位で続き、この上位3選手が準優戦の1号艇で人気を背負う。 吉川は19年の当地クラシック覇者。仕上がりは中間速を中心に上々で、「上位」と自信を持っている。まずは準優12Rをしっかり逃げて、V戦の絶好枠を手に入れたいところ。 枝尾、毒島は実戦型。特に枝尾は「序盤を思えばメチャクチャ底上げできてる」で、十分戦える足になっている。難水面の当地だが、準優戦はイン主導の流れになりそうなムード。 地元の桐生順平は11R2号艇で登場。現状でも中堅上位はありそうだが、まだまだ上積みを狙って整備する予定。地元Vへ並々ならぬ思いを感じるだけに、最低でも優出は決めたいはずだ。
マクール