<井上貴博アナ>「Nスタ」ホラン千秋とコンビ8年目 男性アナ“大移動”への考え明かす
TBS系のニュース番組「Nスタ」(月~金曜午後3時49分※一部地域を除く)でキャスターを務める、同局の井上貴博アナウンサーとタレントのホラン千秋さん。2017年の番組スタート以来、4月で8年目を迎える2人。時に丁々発止のやりとりも飛び交うコンビぶりは視聴者から好意的に受け止められている。いいコンビかという質問にも、井上さんは「いいコンビだとは思わないけど言われるのはありがたい」、ホランさんは「わかり合えないことをわかり合えていて、お互いを尊重しつつも忖度せず正直に自分を出せる」と息の合った回答が返ってくるほどだ。井上アナとホランさんに初対面の印象やその後の変化、お互いの尊敬できる点、今後への意気込みを聞いた。 【写真】仲良くケンカしな? 8年前「Nスタ」スタート時のツーショット
◇初対面は「殴り合っているような空気感」
--長いお付き合いになるお二人ですが、初対面ではどのような印象を受けましたか。
井上アナ 番組スタート前に会議室でスタッフも含めた話し合いをしたとき、10分くらいの尺でシミュレーションする流れになったのですが、お互い負けたくなくて30分くらい被せ合い続けたのは思い出深い。スタッフが引いていたのも忘れられません。何の理由もないのに最初は完全に“ファイティングポーズ”で、お互い様ですけど勝ち気で「絶対負けないぞ」みたいな雰囲気が面白い第一印象でした。映像を撮っておけばよかった(笑い)。
ホランさん 別に敵視する必要はないのに、まるで殴り合っているような空気感があって。なぜかお互い譲らずキバむき出しでしたね(笑い)。その後、いろいろ話していく中で信頼できる人だなと感じ、番組スタートまでには“殴り合い”は無事終わりました。
--仕事をしていく中で変わった部分や、キャスターとしてお互いにすごいと思う部分を教えてください。
ホランさん 存在感と安心感と安定感という部分で、みんなを支えながら引っ張っていけるところ。井上さんは自分で言葉を紡げる方で、原稿が1枚もなくてもむしろその方が燃えるぐらいの熱いハートの持ち主なんですよ。自分の言葉でいろんな角度から物事を伝えて、人の言葉も吸い上げてまとめる。そんな人をほかに見たことがないのですごいなと思います。