東京マラソン2020 招待選手会見(全文5完)MGCの悔しさぶつけたい
中国の人々へのメッセージを
記者1:【上海テレビ 01:50:41】の東京駐在記者ですが、今回一般の方々がせっかくですけど出場できなくて、日本人の方々がまちに出て皆さんのレースを応援することができるんですが、中国の皆さんが、テレビを通して皆さんのレースを見守ることに、応援しようということになって、そういう方々に対して、大迫選手と設楽選手、井上選手からメッセージをお願いしてもよろしいでしょうか。中国の皆さんがテレビを通して、皆さんのレースを見守ることになるので、お願いします。 大迫:分からないですけど、僕らのレースとかそういう、比較的今回のレースは注目されたりとか、盛り上がると思うんですけど、そういった中で皆さんに僕らが強い走りをすることで、元気というか、というのを与えられると思うので、頑張っていきたいなという、そういう思いです。 設楽:今回は一般ランナーが参加できない形になって、自分にとってマラソンというのは本当に沿道の応援に限らず、一般ランナーとすれ違う応援も本当に力になっていますので、そういう今回出られない選手、一般のランナーのためにも、今回も全力で頑張りたいと思います。 井上:今、世間が大変な中で、こうやって大会に出場させていただけるということは、すごく貴重なことだと思いますし、そこに関してはしっかり今回出れなかった方たちにも顔向けできるような、応援していただけるような走りというのを最後までやっていきたいと思いますので、ぜひ応援のほどをお願いしたいと思います。 司会:ありがとうございました。それでは次の質問をこのブロック最後の質問とさせていただこうと思います。質問のある方はいらっしゃいますか。はい、分かりますか。スタッフが今マイクをお持ちします。
MGCを走り終えてプラスになったことは?
高橋:高橋です。よろしくお願いします。先ほどの会見で大迫選手はMGCの悔しさをプラスにしているという話がございました。どんなところでプラスになっているのかということや、強くした思いがあれば教えてください。そしてほかの5人の方もMGCを走り終えて何かプラスになったり、思いを強くしたものがあれば。村山選手に関しては、逆に出れなかったからこそ何か強い思いがあったら教えてください。 大迫:すいません、僕の質問、なんでしたっけ。 高橋:すみません。先ほどの会見のほうで、MGCの悔しさをプラスにしているという話があったんですが、どんなところでプラスになっているのか、気持ちがより強くなった部分があったら教えてください。 大迫:気持ちはより強くなったというよりかは、僕自身もともとモチベーションという部分で非常に高く保てる、そういう選手だと僕自身自負しているので、今回特別というところではないんですけど、ただ、じゃあアメリカに移住したときに、どういうことがモチベーションだったかって考えたときとか、今回もそうですけど、新しい挑戦の裏には確実に僕にとっては負けというものが常にあったので、そういったところで一歩を踏み出すきっかけになったというところですね。もちろん負けたことだけがモチベーションではなくて、いろんなことがモチベーションなので、負けたことは負けたことで1つにしかすぎないんですけど、ただ、1つ背中を押してくれる一歩になったかなというのは思っています。 司会:では設楽選手、お願いします。