【闘病】肩・関節の痛みの正体がまさか難病だったとは…《ANCA関連血管炎》
職場の人や彼氏が心の支えに
編集部: 発症後、生活にどのような変化がありましたか? Riykoさん: 自炊では調味料を減塩のものを使うようにしたり、そもそも塩を使うことが減らしたりしました。刺身を食べる時も以前はしっかり醤油をかけていましたが、少しだけにするなどの変化がありました。 編集部: Riykoさんが病気と向き合う上で心の支えになっているものは何でしょうか? Riykoさん: 仕事・職場ですかね。大阪から引っ越してきてこっち(福岡)で友達も少なかったので、職場の人たちにだいぶ救われてきました。派遣から正社員にしてもらいましたし、今の職場がなかったら辛かったと思います。交際相手にもだいぶ支えてもらっています。 編集部: もし昔の自分に声をかけられたら、どんな助言をしますか? Riykoさん: 「ストレスの発散をもっとうまくやれ。溜め込む性格はよくないぞ」と言います(笑)。
編集部まとめ
世の中には、見た目ではわからない病気がたくさんあります。Riykoさんの病気もその一つです。 私たちにできることは、少し様子が違うなと感じる人が周囲にいたら、もしかしたら何かを抱えているのかもしれないと感じ取ること、そして声をかけてあげることだと思いました。そして、自分自身の体に違和感を覚えたらなるべく早めに受診することをおすすめします。 [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
【体験者プロフィール】 Riykoさん(仮称) 1985年生まれ。大阪出身、福岡県在住。診断時の職業は営業事務。2020年の夏前に肩に激痛が走り、リウマチ科を受診。リウマチと診断され服薬治療を開始するも良くならず、10月に腎臓内科を受診。11月に入院し、ANCA関連血管炎、それによる抗糸球体基底膜腎炎、間質性肺炎の診断を受ける。現在もステロイド服薬中。
【この記事の監修医師】 副島 裕太郎 先生(横浜市立大学医学部血液・免疫・感染症内科) ※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。
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