鉄柵、手荷物検査、屋上からも…石破首相の街頭演説は超厳戒態勢 銃撃事件から初の総選挙
◇石破首相 就任後初の街頭演説 2022年の安倍晋三元首相の銃撃事件から初めての総選挙。日暮里駅東口の広場周辺は多くの警察官、SPが警戒に当たった。 【写真】石破首相の街頭演説では手荷物検査や金属探知機による検査が行われた 街宣車周辺には柵を設けるなどして空白地帯をつくり襲撃者の乱入に備えた。演説会場周辺の高層ビルでは外付けの非常階段入り口にテープを貼るなどして閉鎖。街宣車前面を囲むように立つビル群では遮蔽（しゃへい）物がない2階から上の通路に、欄干から1.5～3メートル幅の柵を巡らせ、警察官が「定員を超えています」と声を発し、人の出入りを制限。柵の背後の通行スペースでも「立ち止まらないでください」と人流が停滞しないよう声をかけていた。 日暮里駅近くの尾久橋通りから演説会場に続く車道には機動隊の特殊車両がズラリ。爆発物を処理する車両や銃撃などに備えた装甲車も配備されていた。
