ロス移住の女性アナ、米国でのマクドナルド時給額に仰天…留学生で賃金の国別比較
LA留学中のフリーアナ・菅久瑛麻のコラム第6回
今夏から、31歳のフリーアナウンサーが米ロサンゼルス(LA)で暮らしている。富山、埼玉のテレビ局でキャリアを積んだ菅久瑛麻(すがひさ・えま)。彼女は現地の大学院に留学した夫をサポートし、自身も語学学校に通っている。1度、仕事に区切りをつけての移住ゆえにともに無収入。果たして、日本では考えられない程の物価高にある米国でやっていけるのだろうか……。そんな不安もある中で感じた驚き、戸惑い、感動をつづる不定期コラム「フリーアナ・菅久瑛麻、物価高にあ然…初めての米国生活」。第6回は「ディズニーで使った金額とマクドナルドでの時給比較」。 【写真】ロスのマクドナルドに貼られていたアルバイト募集ポスター…時給も明記 ◇ ◇ ◇ こんにちは。早いもので今年もあと1か月になりましたね。日本では本格的に寒さを感じる時季になりますが、LAは温暖な気候が続いています。先日はニットの長袖を着て、カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドへ行ってきました。 ロサンゼルス国際空港からシャトルバスで1時間、配車アプリで手配した自動車だと約45分。東京のデイズニーに「ランド」と「シー」があるように、アナハイムのデイズニーも「デイズニーランド・パーク」と「カリフォルニア・アドベンチャー」という2つのエリアがあります。デイズニーランド・パークは1955年7月17日にオープン。世界初のディズニーランドで、パーク内にあるお城は『眠れる森の美女』がモチーフで、東京のシンデレラ城と比べると小さくてかわいらしい印象でした。 今回、私は2日間で2つエリアを回れる2DAYSチケットを購入しました。チケット代は155ドル×2日=310ドル(約4万5260円/1ドル=146円で計算)。駐車代は1日35ドル(約5110円)、カチューシャ代は37.7ドル(約5504円)でした。そして、朝昼晩とエリア内で食事をし、2日間の総額は582.05ドル(約8万4979円)でした。 ちなみに東京では、ワンデーパスポートは変動価格制で7900円~1万900円なので、2日間で約2万円です。駐車場代は3000円、カチューシャ代は約2000円です。比較すると、チケット代が日本の倍以上、カチューシャなどのグッズも高い印象です。ただ、飲み物の持ち込みは可能なので、その分、節約はできます。私はペットボトルの水とお菓子を持っていきました。ジップロックにフルーツなどを入れて食べている人も見かけました。 午後からパークに訪れる人も多く、私が行った当日午前のアトラクションの待ち時間は5~10分程度でした。アトラクションにたくさん乗りたい方は、午前中からの入場で効率よく楽しめると思います。 このように娯楽施設でも米国は日本と比べて物価高ですが、背景には「賃金の差」があります。先日、私が通っている語学学校で興味深い授業がありました。それは「マクドナルドのアルバイト時給について、国別で比較してみよう」をというものでした。