【西武】奥村剛球団社長が再建に向け年頭挨拶「チームの立て直しに全力を注いで参ります」
西武は球団の仕事始めとなった6日、奥村剛球団社長(57)が埼玉・所沢の球団事務所で新年の挨拶を行った。 奥村社長は「昨年、当球団においてはシーズン91敗という非常に悔しいシーズンとなりましたが、その中でもルーキー・武内の新人王、今井は最多奪三振、また隅田においては6月に〝マダックス(100球以内で完封勝利)〟を達成するなど、若手投手の活躍が光りました」と〝歴史的シーズン〟を振り返り返った。 その上で「最下位という状況下においても多くのファンの皆さんがベルーナドームに足を運んでくださり最終戦まで熱くご声援いただいたことで選手達は大きな力をいただいた。シーズン後半には本来の粘り強く戦う試合もお見せすることができました」と苦しい状況を支えてくれたファンに感謝の思いを語った。 続けて「2025シーズンはチーム再建を掲げ西口文也新監督率いる新体制のもと、戦って参ります。外部招へいの新たな5人のコーチも加わり秋季練習、キャンプではシーズン中に出た課題と向き合い厳しい練習やトレーニングを積んでいただいた。いよいよ春季キャンプまで残り1カ月を切り、開幕に向けた準備も加速させている。監督、スタッフ、選手、そして球団の社員一同が新体制で力を合わせてチームの立て直しに全力を注いで参ります」と不退転の決意を語っていた。
東スポWEB