レブロン&ブロニー、史上初となる親子共演が開幕戦で実現「特別な瞬間だった」【バスケ】
NBA史上初となる親子共演が実現
現地10月22日、NBAの2024-25シーズンが開幕。クリプトドットコム・アリーナで行われたロサンゼルス・レイカーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズ戦では、父レブロン・ジェームズと息子ブロニー・ジェームズによる史上初となる親子同時出場というシーンが生まれた。 【動画】レブロン親子同時出場シーン&試合後のコメントをチェック 試合前、かつてMLBで史上初の親子出場を果たしたケン・グリフィーシニア&ジュニア(当時シアトル・マリナーズ)と記念撮影をしたジェームズ親子が同時にコートに立ったのは2Q残り4分だった。51-35とレイカーズがリードしたタイミングで八村塁、ゲイブ・ビンセントがベンチに下がると同時に、レブロン、ブロニーがコートに登場。アリーナの観客から歓声が湧き起こった。その直後にレブロンが3Pシュートを放ったものの、これは決まらず。さらにブロニーはオフェンス・リバウンドを奪うとレイアップを放ったが、ルディ・ゴベアにブロックされてしまった。ブロニーは残り1分19秒で再びベンチへ。その後は出場機会がなく、2分41秒出場で0得点、1リバウンドに終わった。父レブロンは16得点、5リバウンド、4アシスト、2ブロックをマークしている。 試合後には親子でオンコートインタビューに答えた2人。息子ブロニーは「父と共にコートに立つことができた。夢がかなった瞬間で感謝しかない。素晴らしい機会を得ることができた」と語ると、父レブロンは「特別な瞬間だった。リーグでプレーすることで多くの犠牲を払ってきた。こうやって息子とコートに立てたのは一番のプレゼントだと思う」と言葉にした。ブロニーは2004年10月6日生まれの20歳。2003年ドラフト1巡目1位指名で受けてNBA入りを果たしたレブロンがルーキーシーズンに生まれた子供である。レブロン親子にとって正に“特別な瞬間”となったはずだ。 レイカーズは110-103で開幕戦に勝利。スターターとして起用された八村はブロックに来たゴベア越しにダンクを決めるなどハイライトシーンを作り、約35分出場で18得点、5リバウンド、1アシスト、2スティール、1ブロック、+/-は+22というスタッツだった。