今度はILLIT! なぜたった1ヵ月で、またK-POPアイドルの沼にハマってしまったのか? HYBEエコシステムをマーケティング視点で考えてみた
公式チャンネルとアーティストチャンネルを使い分けて、興味・関心を育む
Instagramの短尺動画でILLITに興味を持った私は「フルで音楽を聞きたい!」と思い、YouTubeで検索しました。 まずはHYBEのYouTube公式チャンネルで「Magnetic」のMVを見つけ、次にダンスをしている姿が見たいと思って、ILLITの公式YouTube公式チャンネルで「Magnetic」のDance Practiceバージョンを見つけました。 ■ MVは、事務所の公式チャンネルにアップ HYBEでは、事務所のYouTube公式チャンネル(登録者数7,450万人)と、アーティストごとの公式チャンネルで、配信するコンテンツが分けられていて、MVはHYBEの公式チャンネルにアップされます。なので、推しのMVを見に行くたびに、他のグループのMVも目にすることになり、必然的にHYBEのアーティストを芋づる式に知っていく仕組みになっています。 ■ 深掘り動画は、アーティストの公式チャンネルにアップ 一方で、アーティストのYouTube公式チャンネルには、Dance PracticeやMV Reactionなど、アーティストを深掘りするための動画がアップされています。 ちなみに、Dance Practiceは、正面に定点カメラを置いてダンスをわかりやすく見せるための動画コンテンツ。MV Reactionは、MVを観たときのリアクションやコメントを見せる動画コンテンツのことです。 また、ILLITの公式チャンネルには、「I'LL LIKE IT!」や「ILLIT READY」というバラエティ番組のコンテンツもあります。お題に合わせてゲームをしたり、パジャマパーティをしたり、メンバー同士でわちゃわちゃしている様子を楽しめるものです。 「I'LL LIKE IT!」は2023年10月17日、「ILLIT READY」は2024年1月23日にEP.1が公開されていて、デビュー前から「R U Next?」で得たファンを楽しませてくれるコンテンツが用意されていることに驚きました。