鍋が恋しいこの季節…北海道を代表する郷土料理に新機軸!?あなたの知らない「石狩鍋の世界」
漁師飯が郷土料理に!61年前のサケ漁の様子
いまから61年前・1963年の石狩の映像がSTVには残っていました。 (1963年の映像)「漁師は川を通せんぼするように網を投げています。網は地引」
当時の浜には、サケ漁を見物する観光客が全国から訪れました。 その時にふるまわれたいわゆる「漁師飯」が、郷土料理となったのです。 (石狩シェアハピシティ計画 河田寛史さん)「当時は石狩鍋じゃなくて大鍋と呼ばれていた」 (金大亭4代目女将 石黒聖子さん)「まさに大鍋です」 (金大亭4代目女将 石黒聖子さん)「初めてですか?石狩鍋は」
(大学生)「初めて食べてみて、味噌の味のやわらかさとサケのふわふわ感がすごく衝撃的でした」 (金大亭4代目女将 石黒聖子さん)「朝獲れたばかりなのでね」 (大学生)「とてもおいしかったです」 (金大亭4代目女将 石黒聖子さん)「うちに来てこんな味だったと驚く方が多いので、今後全国的に皆さんにお知らせ願いたいと思います」 (大学生)「こんなにおいしいものが無くなってしまうのはもったいないので、いろんな人に食べてもらいたいと思う」
もっと多くの人に…シャケナベイベー待望の商品化!
河田さんが温めている計画がもうひとつ。 (石狩シェアハピシティ計画 河田寛史さん)「見覚えがある。めっちゃいいじゃん。これがレギュラー化するかどうかっていうね。頑張らないと」 そう!あの「シャケナベイベー」の鍋つゆの販売です。 試行錯誤に費やした歳月3年。 2024年10月、ついに商品化。 販売にこぎつけました。
(どさんこプラザ札幌店 菊池拓人さん)「ポップなどをつけて、目につくようにしてもらえれば、商品としてはうちにはない商品なので、これを機にレギュラー化してもらえれば」 (石狩シェアハピシティ計画 河田寛史さん)「何とかレギュラー化できるように売っていきたい。よろしくお願いします」 名前は知っているけれど食卓にはあまりのぼらない。 そんな「石狩鍋」のイメージ… 鍋が恋しいこの季節、覆されようとしています!