前節初勝利を挙げた横浜キヤノンイーグルス、3連勝の静岡ブルーレヴズと対戦。リーグワン第4節
WTBは2試合連続ハットトリックで、6トライを挙げて現在トライランキングトップの日本代表マロ・ツイタマと、槇瑛人に替わって、新加入の南アフリカ出身の21歳ダミアン・マーカスの2人が両翼を担う。FB(フルバック)にはオールブラックスやトンガ代表経験のあるベテランのチャールズ・ピウタウが引き続き先発する。
ベンチにはFW6人を入れ、LO桑野のほかに、HOリッチモンド・トンガタマ、PR河田和大、郭文慶(文は王偏に文)、FL庄司拓馬、LOシオネ・ブナ、SH田上稔、今シーズン新加入のWTBヴァレンス・テファレが控える。
なお、Optaによると静岡は、総トライ数は17でリーグトップタイ、ボールキャリーが456回とリーグトップ、ゲインメーターが1809mでリーグ2位とアタックが好調だ。リーグワンになってからイーグルスに勝利していないブルーレヴズとしては、武器であるスクラム、モールを軸としつつ、そして好調のWTBツイタマにボールを回したい。
昨季は34-17、リーグワン初年度も28-18とイーグルスが勝利したが、2022-23シーズンは22-22と引き分けている。ブルーレヴズは、リーグワンになってからイーグルス相手に白星を挙げられておらず、勝利したのはヤマハ発動機ジュビロ時代で、トップリーグ2018-19シーズン(52-17)までに遡る。
ホストのイーグルスが2連勝し、順位を上げることができるか。好調なブルーレヴズが久々にイーグルスから白星を奪取し、連勝を伸ばすことができるか。試合は1月11日(土)午後2:30に神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場でキックオフされる。
文:斉藤健仁
斉藤 健仁