前節初勝利を挙げた横浜キヤノンイーグルス、3連勝の静岡ブルーレヴズと対戦。リーグワン第4節
WTB(ウイング)は縦に強い竹澤正祥と、7人制代表としてパリ五輪に出場し、前節初トライを挙げた石田吉平も引き続き先発する。FB(フルバック)の小倉順平も開幕から連続での先発となった。
リサーブにはHO中村駿太、PR南友紀、祝原涼介、今シーズン新加入のLOコルマック・ダリー、元日本代表NO8アマナキ・レレイ・マフィ、SH山菅一史、CTB田畑凌、昨シーズン12トライのWTBヴィリアメ・タカヤワが名を連ねた。
『Opta』のデータによると、ボールキャリーが435回、ディフェンス突破が94回、ラインブレイクが21回と、いずれもリーグ3位の数字を誇っており、ボールキャリーに長けた選手がしっかり前に出ていることがわかる。
イーグルスとしては3連勝と好調の相手に対して、経験豊富なハーフ団を中心に、強いボールキャリーでトライを重ね、ホストスタジアムで、今シーズン2勝目を挙げたい。
一方、ブルーレヴズの藤井雄一郎監督は、40-34とダイナボアーズとの接戦を制した後、「足りなかったところを修正して、イーグルス戦に向かっていきたい」と話していたが、FW3名、BK2名の計5名の先発を入れ替えた。
FW第1列は変わらず、PR山下憲太とベテランの伊藤平一郎、HO日野剛志の3人が引き続き先発。LOは桑野詠真がベンチに下がり、大戸裕矢が先発に復帰し、マリー・ダグラスとコンビを組む。
FLはシモン・ミラーに代わって開幕戦でヴェティ・トゥポウ(摂南大学出身)が先発に上がり、キャプテンの南アフリカ代表クワッガ・スミスがNO8に下がり、7番には今シーズン、初先発となるタックラーのジョーンズリチャード剛が入り、マルジーン・イラウアはメンバー外となった。
BKはSH岡崎航大がメンバー外となり、新人の北村瞬太郎(立命館大学出身)が2試合目の先発を務め、バイスキャプテンのSO家村健太とハーフ団を組む。CTBはボールキャリー64でディビジョン1でトップのヴィリアミ・タヒトゥアとシルビアン・マフーザがコンビを組む。