ごみ開封調査の住民説明会 悪質な違反ごみは名前を公表へ 福島市
福島放送
福島市で12月可決された、悪質な違反ゴミを開封調査し捨てた人や事業者を公表する条例について市民への説明会が始まりました。 9日、渡利地区で開かれた説明会には約80人が参加しました。 参加した市民 「市役所の方では事業系ごみ、どうやって調べて。それをどういう風に回収していただけるのかお聞きしたい」 福島市ごみ減量推進課根本裕史課長 「よく段ボールにどこどこからどこどこに配送票があると思うんですね。 そういったものを頼りにまずは確認をしていく」 福島市ではルールに違反したごみ出しが年間約9千件に上っています。 市はこれまで違反シールを貼って違反ごみを回収しない対応をとっていましたが問題が解消されないため、開封調査をする条例がつくられました。 条例は3月から施行され、何度も違反した場合に改善を勧告し、それでも応じない場合市の職員がゴミを開封して名前や事業者名を公表します。 説明会は今後も地区ごとに開かれます。