ウィザーズの再建に意気込むクーズマ。長年向き合うトレードの噂に持論「NBAではウェンバンヤマを除いて誰もがトレードされる可能性がある」<DUNKSHOOT>
「もう長いことトレードトークと付き合ってきた。今年でNBA入りして8年目なんだけどね。だからもう、『耳に入れたりはしない』、聞こうとしないことに努めようと思う。外野の意見に振り回される必要はない。だってそれこそ僕がここまでいいキャリアを送ることができている要因なんだ。これまで、選手たちは数多くのトレードトークを目にしてきたし、それが試合にどう影響するのかもわかっている。でも最終的には関係ないのさ」 NBAでは今オフもカール・アンソニー・タウンズがミネソタ・ティンバーウルブズからニックスへトレードされて衝撃を与えるなど、毎年のようにビッグトレードが成立している。 これまでずっとトレードの噂と向き合ってきたクーズマは、現在のリーグでアンタッチャブル(放出される心配がない存在)なのは昨季の新人王ヴィクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)だけだと、持論を展開していた。 「ひとつは(トレードが)ビジネスだってこと。2つ目は、NBAでは彼(ウェンバンヤマ)を除いて誰もがトレードされる可能性があるってこと。それに、僕はもしトレードされても、ずっとバスケットボールをプレーしていたい」 24日(日本時間25日)のセルティックス戦で今季開幕を迎えるウィザーズ。クーズマとしてはプレシーズンゲームで少しでもチームをまとめて、好スタートを切れるように準備しておきたいところだ。 文●秋山裕之(フリーライター)
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