筋トレも美容もすべてムダにしてしまう「野菜不足」…野菜をきちんと摂ることで強化される人間のあるシステムとは
間違いだらけの「野菜」の食べ方#1
毎日きちんと食べているつもりでも、実は体のためになってない!? まず、野菜に関して言えば、厚生労働省が1日350g摂ることを推奨しているように、私たちの健康には欠かせないものだ。でも、実際はぜんぜん量が足りなかったり、間違った食べ方のせいでその栄養を十分摂取できていなかったり、など、野菜の栄養をからだに活かすことは意外に難しいといわれている。 【画像】からだづくりの基礎はコレ! 効率よく野菜の栄養を摂取できる方法を『間違いだらけの「野菜」の食べ方』(青春出版社)より一部抜粋・再構成してお届けする。
肌荒れ、便秘、だるさなどの不調はまず野菜不足を疑う
便秘や肌荒れ、貧血に悩んでいる人は多くいます。また、「からだがだるい」「疲れやすい」「風邪を引きやすい」など、長引く不調に困っている人もいるでしょう。 もしかしたら、それらのトラブルは野菜不足が原因かもしれません。 野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれており、それぞれ次のようなはたらきがあります。 ●ビタミン からだの機能を正常に保つサポートをします。体内ではほとんど合成できないため、食事から摂取する必要があります。ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの計13種類です。 ●ミネラル からだを構成する酸素、炭素、水素、窒素以外のものの総称で、無機質ともいいます。筋肉や神経、ホルモンのはたらきを調節するほか、骨や細胞などの材料になります。代表的なミネラルは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンです。 ●食物繊維 人の消化酵素で消化できない物質です。善玉菌のえさとなって腸内環境を整えるほか、脂質や糖の吸収を抑制し、血糖値の急上昇を抑えるはたらきもあります。炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルを5大栄養素といいますが、食物繊維は「第6の栄養素」ともいわれています。 野菜不足によりビタミン、ミネラル、食物繊維が足りていないと、心身にさまざまな不調が現れます。 たとえば、野菜の摂取量が少なく食物繊維が不足すると、食物繊維をえさとする善玉菌のはたらきが悪くなり、腸内環境が乱れます。すると便が固くなって排便が困難になります。その結果、便秘になりやすくなるのです。さらに、腸内環境を整えることは、免疫力を高めるうえで重要とされています。 腸内環境が乱れると肌の調子も悪化します。加えて、野菜が不足していると、ビタミンCやビタミンA、ビタミンB群も不足しがちです。これらのビタミンは肌をすこやかに保ったり、弾力を支えたりするのに欠かせないため、ニキビやシミ、しわ、たるみなどの原因にもなりかねません。