【図解】災害時の注意点
災害時は停電や断水が発生する可能性があります。台風が来る前にスマートフォンやモバイルバッテリーの充電をしておくとよいでしょう。あわせて、懐中電灯を揃え電池が入っていることも確認を。断水に備え生活用水用に湯船に満タンの水を貯め飲料水も用意してください。
また、自宅や勤務先の近くの避難所がどこにあるか確認し、日頃から家族と情報を共有しておくと良いでしょう。
避難時に持ち出せる、非常用持ち出しバッグの中身の定期的な補充・確認も大切です。
電気、水道、ガスといったライフラインは、大災害発生直後は停止し利用が困難になります。
飲料水は日頃からペットボトルなどの水は多めに準備を。
近所の「給水拠点」の確認もしておきましょう。
災害用伝言ダイヤル(171)は、災害時に、固定電話、携帯電話・PHS等の電話番号宛に安否情報(伝言)を音声で録音(登録)し、全国からその音声を再生(確認)できます。
大きな地震の後には、多くの場合、その近くで引き続いて多数の地震(余震等)が発生します。1週間程度は、最初の大地震の規模と同程度の地震に注意してください。付近に活断層がある、過去に同程度の規模の地震が続いて発生したことがあるなど、その地域の特徴に応じた呼びかけが発表された場合は、それにも留意してください。最初の地震の強い揺れにより、落石や崖崩れなどが起こりやすくなっている可能性があります。その後の地震活動や降雨の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無い限り危険な場所には立ち入らないなど、身の安全を守る行動を心がけてください。
災害の要因となる主な火山現象には、大きな噴石、火砕流、融雪型火山泥流、溶岩流、小さな噴石・火山灰、火山ガスなどがあります。火山灰を除去する際は、防塵マスクを着用するなど、火山灰を吸い込まないようにしましょう。はしごや屋根の上は、表⾯が⽕⼭灰でとても滑りやすくなっているので、注意が必要です。また、火山灰は雨どいや下水に詰まりやすいので、流さないようにしてください。
※出典は、総務省「安全・信頼性の向上|災害用伝言サービス」、気象庁「大地震後の地震活動(余震等)について」、首相官邸ホームページ「火山噴火では、どのような災害がおきるのか」、Yahoo!天気・災害「いのちを守る、日頃の備え 防災手帳」