その一言から、始まった。水戸日立ラグビースクール、創立20周年。
4期生の小野結也さんは、地元に戻りコーチとして活動。昨夏、B級レフリーの資格を取得し、公式戦でのレフリーも務める。 「中学時代にお世話になった方々のおかげで今の自分がある。次世代の子供たちに、この活動を引き継いでいくのが僕の使命だと感じています」(小野さん) 式典に先立っては、グラウンドでOB達が集まり汗を流した。式典には参加できなかったものの、ホンダヒートの郡司選手は、プレゼントのチームグッズを持ってグランドに顔を出してくれた。 今年、水戸日立ラグビースクールは7年ぶりに太陽生命カップ県代表決定戦を勝ち抜いた。東日本大会に出場するも、準優勝チーム浦安DRJrに敗れ、2度目の全国出場とはならなかった。 「全国には一歩届きませんでしたが、後輩たちはこの悔しさを忘れずに、来年また挑んでくれると思います」。最後はキャプテン武田一咲の挨拶で締めくくられた。