高川学園が青森山田撃破、全国高校サッカー選手権 きょう静岡学園と対戦[山口県]
第103回全国高校サッカー選手権は12月31日、首都圏8会場で2回戦16試合があり、山口県代表の高川学園は前回大会で優勝した青森山田に2―1で競り勝ち、3回戦進出を決めた。 高川学園はこの試合が今大会の初戦。序盤からフィジカルの強い相手にも一歩も引かない戦いを見せる。球際やセカンドボールの争いなどで相手を上回る場面を何度もつくると、エースストライカーの大森風牙らを起点に相手ゴールを脅かす。 0―0で迎えた後半7分、相手ゴール前で4人が手をつないで回る「トルメンタ」を披露したコーナーキックの流れから最後は大森が頭で押し込み、先制点を奪取する。その後も主導権を握り、同33分には途中出場の行友祐翔が倒されて得たPKを大森が確実に決めて突き放す。3分後に失点したが、同点弾は許さず逃げ切った。 3回戦は1月2日、高川学園は埼玉県の浦和駒場スタジアムで静岡学園と対戦する。