2024年F1第18戦シンガポールGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
2024年F1第18戦シンガポールGPの予選が行われ、6~10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6~10番手のドライバーはニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、角田裕毅(RB)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。 【写真】2024年F1第18戦シンガポールGP 予選Q3でクラッシュしたカルロス・サインツ(フェラーリ) ■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ) 予選 10番手 とても奇妙な予選で、明らかに僕たちにとっては好ましくない結果に終わってしまった。Q3のアタックラップの直前でマクラーレンを前に行かせるために汚れたラインを走ることになり、その後すぐに最終コーナーからプッシュし始めた。そこでタイヤの温度とグリップを見誤ってしまい、リヤを失って壁に当たってしまった。このミスは大きかったし、僕の責任だ。チームには申し訳ない。 レースは明日で、たとえ難しいものになるとしても、シンガポールはいつもチャンスに満ちた長いレースになる。順位を上げてポイントを多く持ち帰るために全力を尽くすつもりだ。 ■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) 予選 9番手 僕たちにとっては期待外れの予選だった。Q3でガレージを出たときにフロントタイヤがとても冷えていて、アウトラップでいつも以上にプッシュして適切な温度に上げなければいけなかったが、それは無理だった。レースに向けて不利な状況になってしまい残念だけど、何かできることがあるかもしれないという現実的な期待を持ち続けなければならない。 ■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム) 予選 8番手 しばらくQ3に進めずにいましたが、今日ようやく進出できました! この瞬間を待ち望んでいました。チームは良い仕事をしてくれたので、感謝しています。 もちろん、ドライバーとしては常に完璧な予選にすることを目指しています。でも残念ながら最後のランはあまりスムーズではありませんでした。ウォームアップラップで時間がタイトだったために急がなければならず、それが最後のプッシュラップに少し影響しました。 最初、フィニッシュラインを越えた時には、少し悔しく思いました。でも、この数戦での僕たちのパフォーマンスを考えれば、大きな成果です。 明日は簡単にはいかないでしょう。前のハースをつかまえに行き、同時に、後ろからスタートする速いマシンにも注意する必要があります。ポイントを獲得するためにできる限りのことをします。 ■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム) 予選 7番手 7番手というポジションと今夜の予選でのパフォーマンスには満足している。ここまではクルマの弱点に苦しんできて、いろいろなことを改善しようとハードワークを重ねてきた。 予選に向けてはFP3でのペースがあまりよくなかったので悲観的な気持ちでいた。それでもなんとかラップをまとめ、Q3でタイムを残せなかったクルマもいたおかげで、本来のペースよりもいくぶん高い順位で終えることができた。この結果はありがたく受け入れるけど、ポイントを得られるのは明日だし、仕事をやり遂げて多くのポイントを稼ぐ必要がある。 ■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム) 予選 6番手 とても満足している。チームとしてかなりいい予選だった。クリーンなラップが走れたし、クルマのフィーリングもよく自信を持てた。ここやストリートサーキット全般に言えることだけど、そうした感覚は非常に重要であり、また先週の僕には少し欠けていたことだ。ほぼすべてを出し切れたし、セッションを最大限に活かせたから満足している。 僕が思うに、僕たちは速さでいうと5番目のチームなんだ。明日は大きな仕事が待っていて、それを締めくくらなければいけない。集中し続け、仕事をやり遂げる必要がある。 [オートスポーツweb 2024年09月22日]