「22時過ぎて止めたね」 東京Dのマナー守った台湾ファンを称賛、その後の応援方法には「天才」の声
プレミア12で注目された応援マナー話題
24日まで行われた野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は、東京ドームでの決勝で日本代表「侍ジャパン」に4-0で勝った台湾の初優勝で幕を閉じた。選手たちの活躍に注目が集まる中、台湾応援団の応援マナーも話題に。ルールを守って声援を送り続けた姿に日本人ファンも心を打たれた。 【画像】「天才」 台湾ファンがマナーを守った応援方法の画像 23日に行われたスーパーラウンドの日本―台湾戦は、5-9で7回の台湾の攻撃。2死走者なしでジャン・クンユー内野手の打席の最中に時刻は午後10時を回った。その瞬間、それまで響いていたトランペットと太鼓は鳴りやみ、拍手と掛け声のみとなった応援にシフト。直後に右翼への強い打球が飛び、一瞬客席がざわめくもフライアウトで3アウトとなった。 これに気づいたX上の日本人ファンからは「綺麗に22時前に鳴り物禁止→アカペラに切り替えた台湾応援団のリード見事だった」「22時過ぎて台湾応援団も鳴り物止めたね」「台湾も鳴り物無しでやってますね こちらもマナー守ってます」と称賛の声が。さらに台湾応援団のファンの一人が、周囲との相談でペットボトル同士を叩いて応援を続けた“工夫”の様子をインスタグラムに公開するとX上に拡散され、「感動した」「ちょっと面白くて天才」など、好感の声も広がった。 熱心な台湾ファンは地元で行われたオープニングラウンドから、海を渡ったスーパーラウンドに入っても応援を続けていたが、台湾メディア「TVBS」は21日に行われた台湾―ベネズエラ戦で日本人ファンが台湾ファンと一緒に応援をしたことを報道した。「後ろにいた多くの日本人も加わってくれて、私たちと一緒に応援してくれていました。あの感じ、すごくよかったです」というファンの声を紹介。日本での応援が盛り上がったことを伝えていた。
THE ANSWER編集部