ジロリアン陸 2年ぶりの再起戦で2回TKO勝ち 「明日からはラーメンざんまい」早くも二郎解禁!?
◇プロボクシング68・0キロ契約8回戦 ジロリアン陸《TKO2回1分2秒》長浜陸(2024年12月11日 東京・後楽園ホール) 「ラーメン二郎」をこよなく愛するプロボクサー、元日本ライト級4位のジロリアン陸(36=フラッシュ赤羽)が約2年ぶりのリングに立ち、2回1分2秒TKO勝利で再起に成功した。 22年11月17日、日本同級タイトル初挑戦で3回TKO負けして以来、約2年ぶりのリング。日本ウエルター級10位の長浜陸(33=石田)に1回から強打で攻め込むと、2回には連打から強烈な左フックでダウンを奪取。仰向けに倒れた長浜を見て陣営がタオルを投入し、2戦ぶりのKO勝利を挙げたジロリアンはコーナーポストに駆け上がって喜びを爆発させた。 「しばらく休んでいたのにもかかわらず、たくさんの方にチケットを買っていただいた。試合が近づくと恐怖心が勝って精神的に不安定になった。今日も足に力が入らないくらい緊張していたが、応援のおかげで勝てました」と大粒の汗を拭った。 主戦場のライト級(61・2キロ)から3階級近く上げて挑んだ一戦。試合決定時の7月の体重は87キロ。節制しながら最大19キロの減量に励んだ。最後の2日間は固形物を口にできず「かなりしんどかった」と振り返りながら、10日の計量クリア後は、好物のラーメン二郎を食べて英気を養った。 再起戦で元東洋太平洋王者に完勝。「元チャンピオン相手で厳しいかなと思っていたが、ハードな練習をして自信につながった。ガードも堅くていい選手でした」と長浜に感謝しながら「明日からはラーメンざんまい。しばらくはSNSでラーメンの投稿をするのでチェックしてほしい」と話し、爆笑を誘った。