テーマは「福島のクリスマス」巨大アートがエスパル郡山に 中テレクリスマスドリーム
FCT福島中央テレビ
福島のクリスマスを盛り上げようと郡山市の駅ビルで「中テレクリスマスドリーム」が始まりました。第一弾は福島らしさを盛り込んだ巨大なクリスマスアートの制作です。 子どもたちがつくったイルミネーションが街を彩る 福島・郡山市 福島のクリスマスを盛り上げようと2014年に始まった「中テレクリスマスドリーム」。12月7日、メーン会場の1つ「エスパル郡山」で巨大アートの制作が行われました。 縦約2メートル、横6メートルの大きなキャンバスに絵を描くのは会津学鳳高校美術部のみなさん。テーマは「福島のクリスマス」です。 まずは真っ黒な板にアクリル絵具でおおまかなモチーフを描いていきます。 ピンクや白のアクリル絵の具を塗り重ねるとキャンバスに浮かび上がったのは桜。「福島らしさ」の1つ三春の滝桜です。 赤べこが引くそりに乗るサンタクロースも…。プレゼントの袋は福島の形をしています。 巨大アートのデザインを担当したチョークアーティストの尾崎有花さんです。 ■尾崎有花さん 「なかなかこんなに大きいものを描く機会もないのでそれも一つ経験にしていただきたい」 今回のこだわりは? ■赤べこを描く高校生 「ここの光加減みたいな感じですかね。これは赤の下地の上にキットパスのオレンジで塗ってから指でこすって描きました」 細かい部分は米ぬかを原料に作られた「キットパス」という画材を使います。クレヨンのように滑らかで指で伸ばして影をつけると絵にメリハリをつけることができます。 ■塩屋埼灯台を描く高校生 「チョークとは違ってけっこう伸びるのでむずかしいです」 絵を描く楽しさを知ってもらおうと、会場に来たお客さんにも参加してもらい、サンタさんの袋にプレゼントや靴下などを思い思いに描いていきました。 ■男の子 「(何を描いたの?)新幹線」 ■女の子 「楽しかったです。(何色が好きですか?)ピンクです」 みんなで作り上げた巨大アート。5時間かけ…迫力満点の作品がついに完成です。 ツリーに見立てた滝桜には、桃やりんご、こけしなどがオーナメントとして描かれ、サンタさんの袋にも、会場のお客さんが描いたたくさんの中テレくんやプレゼントが詰まっています。 ■尾崎有花さん 「見たときに『あ!これは福島のものだな』というのを…いろんな、たくさんのものがはいっているので色々これもこれもみたいな感じで、発見しながら見ていただきたいなと思います。」 巨大アートはエスパル郡山の1階で12月25日まで展示されています。