阪神・青柳晃洋、ポスディング容認の球団に「感謝しかない」「僕みたいな大した選手じゃないのが米で活躍したら…他の選手の希望になる」
阪神の青柳晃洋投手(30)がポスティングによる米大リーグ挑戦を目指すことになった。複数年にわたって願望を球団側に伝えており、球団が5日、同システムでの移籍容認を公表。本人も挑戦を表明した。 ◆これが阪神園芸の神整備【写真】 青柳は鳴尾浜球場で練習した後、球団の理解に「自分のわがままというか、行きたいという気持ちを後押ししてくれたことは感謝しかない」と思いを述べた。遅咲きの右腕が海外FA権を取得するのは早くても2027年のオフ。35歳での挑戦となれば年齢的なハードルが高く、現実的にはポスティングで移籍を目指すしかなかった。 神奈川県出身の青柳は神奈川工科高―帝京大をへてドラフト5位で16年に阪神入団。「僕みたいな大した選手じゃないのも(米国に)行って活躍したら、他の選手の希望にもなるかなと思う」。21年からは2年連続最多勝など圧倒的な成績を残したが、23、24年は計10勝止まりだった。 「メジャー契約で行けたらベストですが、そんなに甘くない。ここ2年は日本でも活躍していないのは分かっている」。マイナー契約も覚悟の上で「実力さえあれば上がって行けることを信じていきたい」とはい上がる覚悟を語った。 エージェントは中日・小笠原も顧客となった米大手のWME社。フィリーズGM補佐などを務めたブライアン・ミニティさんが所属するチームが業務にあたる。
中日スポーツ