『紅白歌合戦』今年の“初出場”10組はどんな人? TikTok発のJKシンガーに、28歳“歌謡界の王子”も
■この曲、TikTokで踊ったやつだ! バズリ名曲アーティスト多数初出場
今年も、1年の幕が閉じようとしている。日本人にとって大晦日といえば、やっぱり『紅白歌合戦』(NHK総合ほか)だろう。毎年なんやかんや言われつつも、結局SNSやネットニュースを席巻するのがお約束。というわけで、2024年最後のお祭りに乗り遅れないよう、今年『紅白』に初出場するフレッシュなアーティストたち10組を今のうちにおさらいしておこう! 【写真】今年『紅白歌合戦』に初出場する10組を写真でイッキ見! Creepy Nuts 今年の日本音楽界のハイライトでは? といって過言でないほど、国内外で大ヒットを記録した「Bling‐Bang‐Bang‐Born」。これを歌っているのが、DJ松永とMCのR‐指定によるヒップホップユニット・Creepy Nutsだ。 『フリースタイルダンジョン』で(テレビ朝日)初代モンスター&2代目ラスボスとして出演し、日本語ラップの魅力を改めて世に知らしめたR‐指定と、「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」にて優勝した“世界一のDJ”であり、2021年の東京オリンピック2020閉会式では圧巻のルーティンを披露したDJ松永。これまですでに多数のヒット曲がある2人が満を持して初の『紅白』に殴り込む。 こっちのけんと 「はいよろこんで」「死ぬな!」など、キャッチーなメロディーにドストレートな歌詞を載せて歌い上げるこっちのけんと。ネットニュースの見出しなどでは「俳優・菅田将暉の弟」と書かれることもあるが、今では彼が“誰の弟”なのか気にしながら彼の音楽を聴く人はほとんどいないだろう。 『紅白』でも披露する「はいよろこんで」のサビで「ギリギリダンス ギリギリダンス」という歌詞に合わせてダンスする姿が印象的だが、その歌唱力の高さも折り紙付き。大学在学中に所属していたアカペラサークルにて、2年連続全国制覇も果たしている。今年2024年は楽曲の大ヒットに加え2月には結婚もしたこっちのけんと。超ハッピーな1年の締めくくりに『紅白』のステージに立つ。 tuki. 現在高校1年生、“顔の見えないアーティスト” tuki.。TikTokにギター弾き語り動画を投稿していた彼女が昨年の9月にリリースした「晩餐歌」は、そこからSNS上でじわじわとファンを増やし続け、気づけば今年の「Billboard JAPAN Hot 100」で「Bling‐Bang‐Bang‐Born」に次ぐ2位にまで上り詰めていた。 そんな彼女がギターを始めたのは13歳のころ。若者は成長が早いとは言うが、このままのスピードでtuki.が成長を続ければ、早々に月にも手が届くかもしれない。 Omoinotake 今年1月期放送のドラマ『Eye Love You』(TBS系)主題歌「幾億光年」が大ヒットし、初『紅白』への切符をつかんだのが、2012年結成のバンド・Omoinotake。ドラマの内容とも重なる愛しさあふれる歌詞に心を打たれた人が続出した。 ボーカル&キーボードの藤井怜央による高く透き通ったパワフルな歌声が特徴的なOmoinotake。その音楽性にはソウル、R&B、ヒップホップ、ブラックミュージックなどの影響がうかがえ、日本音楽界に新たな風を吹かせている。