『紅白歌合戦』今年の“初出場”10組はどんな人? TikTok発のJKシンガーに、28歳“歌謡界の王子”も
■日韓ダンスボーカルグループのパフォーマンスも楽しみ
ILLIT TikTok「Top 10 Song Japan」第3位にランクインした「Magnetic」を『紅白』で歌うのが、今年デビューしたばかりの5人組K‐POPガールズグループ・ILLIT。真似しやすい振付も相まって、ショート動画プラットフォームでは“Magneticチャレンジ”旋風が起きた。 オーディション番組『R U Next?』で選ばれたメンバーたち。モカ、イロハは日本人メンバーであり、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)に出演も果たすなど日本との関係も深い彼女たちが、日本の大晦日を華やかに彩ってくれるのが楽しみだ。 TOMORROW X TOGETHER “TXT”の略称でも親しまれる韓国の男性5人組グループ、TOMORROW X TOGETHER。2019年にBTSの弟分としてデビューし、ファンタジーな世界観とレベルの高いパフォーマンスで世界的に人気を集めている。今年、7月から9月にかけ日本では初のドームツアーも敢行。日本の“MOA”(ファンの呼称)を魅了した。 来年1月上旬から長期休暇に入ることを発表しているTXT。「5時53分の空で見つけた君と僕」を歌う『紅白』でのステージを目に焼き付けておきたい。 ME:I JO1やINIが誕生したオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾・『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(通称「日プ女子」「日プガールズ」)にて誕生したのが、本シリーズ初となるガールズグループ、ME:I。最終デビュー組に選ばれた11名で構成され、今年4月にデビュー。デビューシングル「MIRAI」のタイトル曲「Click」を披露する。 2023年4月に本オーディションの開催が発表されてから、約半年をかけ戦った日プ女子たち。ともに戦ったオーディションメンバーや、ファン「YOU:ME」たちの思いを背負い、ME:Iが初めての『紅白』で躍動する。 Number_i アイドルグループKing & Princeから脱退した平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太が、滝沢秀明が設立した芸能事務所TOBEにて結成したのが、ダンスボーカルグループNumber_i。今年1月1日に、『紅白』でも歌う「GOAT」でデビューすると、日本の男性アーティストによるデビューシングルとして史上最速で1000万回再生(なんと、公開からたった3日だった)を達成した。 旧グループ時代に見せていたまさに“プリンス”な姿からは一変、Number_iは時にSNSをざわつかせるほどに激しいヒップホップサウンドを発信。『紅白』でも、稲妻級パフォーマンスを見せてくれるはずだ。 Da‐iCE 今年メジャーデビュー10周年を迎えた5人組ダンス&ボーカルグループ、Da‐iCE。2021年に「CITRUS」で日本レコード大賞を受賞するなど、その実力には折り紙付きな彼らが満を持して今年の『紅白』に参戦する。 今年は約1年4ヵ月ぶりとなるフルアルバムのリリースや、ライブツアーの成功など話題に事欠かなかったDa‐iCE。生見愛瑠主演ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系)の主題歌として書き下ろした「I wonder」をひっさげ、大晦日のNHKホールで魅せる。 新浜レオン 今年の『紅白』には演歌界から新星も。28歳の新浜レオンは、甘いマスクと歌声で歌謡界を盛り上げる新たなスター。『紅白』では、木梨憲武がプロデュース、所ジョージが作曲した「全てあげよう」を歌唱する。曲のラストで見せる“膝スライディング”でもおなじみだ。 11日に放送された『2024 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)ではB’zのギタリスト・松本孝弘と共演。尊敬しているという西城秀樹さんの「傷だらけのローラ」を披露すると、SNSで「むちゃくちゃイケメン」「すごい華あるな」と話題を集めた。『紅白』でもリアル王子様なパフォーマンスで話題を席巻すること間違いなしだろう。