負債約1億5300万円「須坂ショッピングセンター」の不動産賃貸行う「協同ビル」破産手続き開始の決定 市街地空洞化の影響 ショッピングセンターの事業停止受け継続断念
業績の不振から破産手続き開始の決定を受けた須坂市の須坂ショッピングセンターの不動産賃貸などを行っていた「協同ビル」が、このほど破産手続きの開始決定を受けました。 負債はおよそ1億5300万円に上るものと見られます。 【写真を見る】負債約1億5300万円「須坂ショッピングセンター」の不動産賃貸行う「協同ビル」破産手続き開始の決定 市街地空洞化の影響 ショッピングセンターの事業停止受け継続断念 民間の信用調査会社、帝国データバンクによりますと、協同ビルは、11月25日に長野地方裁判所から破産手続開始決定を受けました。 協同ビルは、1970年5月に、須坂ショッピングセンターに隣接する土地の取得などを目的に設立されたもので、土地を取得し、商業施設を新築してからは、不動産の賃貸を行い、1989年4月期には年収入高1800万円を計上していました。 しかし、景気の低迷や郊外型のスーパーマーケットの出店などで、中心市街地の空洞化が進んだことで、テナントの撤退や閉鎖が相次いだ影響を受け、2019年4月期の年収入高はおよそ700万円まで落ち込み、以降も業績の回復はないまま、債務超過に陥っていました。 須坂ショッピングセンター協同組合が、9月20日に事業を停止し、10月28日に破産手続き開始の決定を受けたことから、事業の継続を断念しました。 負債はおよそ1億5300万円に上るものと見られます。
信越放送
【関連記事】
- 「こんな国に産んでごめんね…」「こんな腐った世の中を見せずにすんで良かった…」ともに我が子を事故で亡くした母親が残した言葉…親が調べて検察を動かし中3死亡事故は最高裁の判断へ、変わらない交通事故初動捜査の問題点
- 「極刑にしてほしい…」涙で声を震わせ妻の母親が証言「娘の苦しさを味わわせたい…」【現職県議の妻殺害事件】「本当に辛かった…なんでこんなことに、頭が真っ白に」娘を失った母が怒りの訴え
- 「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由
- 県幹部など招き「マツタケ狩り」過去には国会議員も参加…「ビニール袋に入れて持って帰ってもらった時も…」規格外品はお土産に、30年来にわたって村有林で…今後の実施は見送り
- 「結婚するつもりだよ、幸せにする自信がある…」SNSやり取り公開「結婚を迫られた…」元交際相手が証言「話を聞いてくれないとストーカーになりそうだ…」と一方的に…【現職県議の妻殺害事件】