<男子バレー>「石川 柳田で勢いを」清水邦広らのリオへ懸ける思い
深津「思い切ってやる」永野「自信あります」
■深津英臣「石川君らの力を100%出せるように」 OQTを経験していないので、いい意味で思い切ってやる。プレッシャーとか責任ばかり考えたらつぶされてしまう大会なので、吹っ切ってやることを第一優先に。 清水さんは勝負強い、セッターからしたら心強い。ここ1本、頼みますよと。OQTは技術プラス気持ち、厳しい場面など最後は託すということも必要なのかなと。 石川は技術があるので考えずにトスを上げられる。気持ちが楽です。彼の力を100%出せるように高さをしっかり作って上げます。柳田もフロントでいい状況で持っていき流れを作らせて、バックのときは武器のパイプをどんどん起用してチームに勢いをつけたい。そうすれば彼のサーブもよくなってくると思うので。 それから真ん中を使うこと。クイックだけでなく、パイプも使うことを意識して。Bパスからでも富松さんら機動力があるので。そこに目をいかせれば、Bパスでパイプ使ってもスペースが空く、レセプションをする人もBでもいいと気楽に返せると思うので使っていきたい。 ■永野健「逃げずに戦う自信はあります」 成功やミスはある、だけど、最終的には心が逃げなかった方が最後まで戦い抜けるだろうし、結果がついてくると思う。4年前、悲しい経験(ロンドン五輪出場を逃す)をして、そこで何もできなかった自分がいて、そこから4年間の経験で自信もついてきているし、だから今は逃げないって口にできる。 逃げずに戦う自信はあります。できるっていう自信はある。OQTっていう場所は何かが絶対起こります。それを一人で乗り切るんじゃなくてチーム全員で乗り切っていければ。家族(奥さん)にも支えてもらっているのは事実だし、感謝しながらやりたいと思います。
出耒田「若手が盛り上げて」栗山「ラストチャンス」
■出耒田敬「若手の自分たちがどんどん盛り上げて」 体は万全です。珍しいくらい痛い所がない。OQTは初めてなので硬くならずに試合を楽しもうという気持ちで臨むことがいいプレーにつながると思う。ミドルブロッカーなので役割としてはサイドアウトを取る。攻撃面で期待されていると思うのでラリー中に攻撃参加して、きっちり1本で回す。ブロックも頑張ります。粘り強くやっていけたらと思います。若手の自分たちがどんどん盛り上げて、受身にならずに常に攻める気持ちを持ってやっていきたい。 ■栗山雅史「ラストチャンス、オリンピックに出たい」 OP(オポジット)は元々やっていたので不安はないです。パス(サーブレシーブ)しない分、助走が取れるし攻撃に専念できるので、決定力が出せるチャンスだと。海外相手だとクロスはブロック狙ってもチャンスにされる。インナーもコースがない。ストレートかなと。リベロがいるリスクはあるけど、ブロックアウトできる可能性が高い。2枚替えでチャンスあると思うので、出たら自分の良さを出したい。僕はメンタルだけなんで。行けるって気持ちで爆発力を出したい。 清水さん、福澤さんと練習後にプールに行ってアドバイスもらったり、思いも聞いたりしている。僕としてもラストチャンス。オリンピック出たいです。
OQTへ懸ける思い
富松崇彰:チーム一丸になって一戦一戦、必死にかじりついてでも勝つという気持ちで戦っていきたいと思います。 山内晶大:右手の状態は順調です(1月末にブロック練習中に、中指を剥離骨折し手術)。今はなじんできて普通にプレーができています。OQTは自信を持って戦いたい。 酒井大祐:ポジティブに攻めていきたいと思います。 米山裕太:いい準備ができているので、自信を持って強い気持ちで戦いたいと思います。 傳田亮太:シニア初の代表ですが、チームのために全力を尽くしたいです。