<男子バレー>「石川 柳田で勢いを」清水邦広らのリオへ懸ける思い
石川「勝ちたい思いだけをぶつけて」柳田「自分のプレーを」
■石川祐希「勝ちたい思いだけをぶつけて」 ひざの状態はいいです。痛みも感じない。プレーに支障は出ていないです。ワールドカップで通用したことは自信になっていて海外の相手でも引くことなく戦えています。サーブレシーブも悪くはない。エースを取られることもだいぶ減ってきた。自分のスタイルでやっていければと思います。気持ちが負けていたら苦しい展開になると思うので、負けたらとか考えずに勝ちたい思いだけをぶつけていければいい。女子のイタリア戦でもそういうシーンが見られたので、そこを高めていくだけです。 高いレベルを極める、成長していいプレーをしていくっていう楽しみ方をしたい。レシーブもスパイクもサーブもブロックも全てできるようになった状態で完成度を高めたい。弱点のない選手になりたいです。人気が出てきて嬉しいけど、自分自身は変わらずにバレーボールに集中して極めていきたい。応援してくれている人たちに感謝してしっかり臨みたいです。 オリンピックはチャンスがあるので出たいです。出るか出ないかで違うと言われるけど、特別意識はそこまでないです。でも(五輪に)出たら違うのかな。 ■柳田将洋「女子の諦めない姿を見て頑張らなきゃと」 女子のOQTはモチベーションになりました。最後まで諦めない姿を見せてもらって頑張らなきゃと僕らも練習から気合い入りました。タイ戦の最後、見ている側はかなりきついなと思ってしまっていたけど、選手は誰もそうは思っていなかったと思いますし、それで勝利につながった。気持ち的にも技術的にも勉強になりました。 今はあまりサーブのことは考えず、自分ができることをコートで発揮することを考えて。自分一人じゃない、いい意味で他の仲間に助けてもらいながら自分のプレーをしっかりできれば、どういう結果であっても自分が納得できると思うので。清水さんら上の人たちのためにも頑張りたいと思います。でも「思いっ切りやることだけを考えろ」と言ってくれるので、のびのびやりたいと思います。 オリンピックに行きたい、勝ちたいっていう気持ちは日に日に強くなっています。勝って全員で喜ぶ姿とかイメージします。自分らしいプレーをしてファンの皆さんや見てくれている方にアピールしたいと思います。