【週末J2まとめ】横浜FCが好調・山形を下して暫定ながら首位に浮上。岡山は山口との上位対決を制して5位に|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】明治安田J2リーグは8月31日と1日に第29節が開催。首位の清水エスパルスの試合が台風の影響で中止となった中、横浜FCが勝ち星を上げて首位に立っている。
首位の清水エスパルスと徳島ヴォルティスの試合が台風の影響で中止となった中、暫定ながら首位に立ったのは横浜FCだ。敵地でのモンテディオ山形戦に挑んだ中、先にスコアを動かしたのは3連勝中の山形。9分、右サイドで受けたイサカ・ゼインがカットインから左足でシュートを決めて先制点を奪った。 ただ、0-1で折り返した後半、立ち上がりから横浜FCが猛攻を開始。56分にユーリ・ララのクロスを髙橋利樹が頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。こうなると完全にペースは横浜FCへ。分厚い攻撃で敵陣に何度も侵入していくと、80分に井上潮音のミドルシュートのこぼれ球を福森晃斗が左足を一閃。これが決まり、ついに横浜FCが逆転に成功した。そして、このまま試合は終了。横浜FCは3連勝で負けなしを15試合に伸ばし、清水を抜いて首位に立った。 上位陣ではプレーオフ圏内にいるレノファ山口FCとファジアーノ岡山が直接対決。前半をスコアレスで折り返した中、先手を奪ったのは岡山だ。72分、右サイドから柳貴博が入れたクロスを、途中交代でピッチに入っていたルカオが打点の高いヘディングシュートで沈めて岡山が先制に成功する。これで勢いに乗ると、77分にも再びルカオがゴールネットを揺らしてリードを2点に広げた。 ゲーム終盤は山口が猛攻を見せたが、最後まで岡山の守備陣は集中を切らさず。このまま試合が終わり、勝利した岡山が山口を抜き、5位に浮上している。 そのほか、いわきに快勝したベガルタ仙台は4位に浮上。ジェフユナイテッド千葉は大分トリニータに勝利してプレーオフ圏内となる6位・山口との差を「4」に縮めている。また、最下位のザスパ群馬はブラウブリッツ秋田に勝利。約1年ぶりとなるホームでの勝利を飾っている。 ■J2リーグ第29節 結果 水戸 3-1 愛媛 甲府 1-0 鹿児島 仙台 2-0 いわき 山形 1-2 横浜FC 山口 0-2 岡山 徳島 中止 清水 長崎 1-1 栃木 群馬 1-0 秋田 熊本 1-2 藤枝 大分 0-2 千葉