緊急事態宣言を延長 安倍首相が会見(全文3完)アビガンは月内承認目指したい
速やかに疫学調査の実施に移りたい
安倍:要は、今言われたのは、1万5000とか2万といっても、その数、実際に実行してるのは少ないじゃないかと、私も確かにそのとおりだという認識を持っていますので、大切なことは、何回も申し上げてるんですが、お医者さまが必要だと思われる方がPCR検査を受けられるようにすると。まだキャパシティーの差がありますよね。ただ、この差があるんですが、一番の、先ほど申し上げました、東京とか大都市において、これ、地域によってよく見ていく必要があると思います。で、そのキャパシティーに余裕があるということの中において、どうしてそこ、もしそこでお医者さんが実際に必要であるのにできなかったということについては、そういう対処をしっかりとやっていきたいという中において、先ほど申し上げました、PCRセンターを今度、東京で12、全国で20設けていくということになりますので、これはもっと進んでいく。また、簡易キット等の導入も、尾身先生のほうからもお話がありましたので、進んでいくと思います。 また、感染状況の全体像を把握することにおいては、PCR検査だけでは、これは全体像は困難でございますので、抗体検査を用いた疫学調査についても有意義な方法であると考えておりますが、その中で現在、抗体検査キットの性能評価等を行っておりますが、そうした結果も踏まえまして、今後速やかに、速やかに疫学調査の実施に移っていきたいと思います。
間質性肺炎ならすぐに判断できる
ただ、多くの国民の皆さまに誤解をいただきたくないのは、大切なのは実際に重症になっている方の数、重症者に対して対応できているかということと、死亡者の数なんだろうと思いますが、亡くなっている方については欧米に比べてはるかに日本は少ないんですが、ほかの肺炎で亡くなってる方に実はコロナで亡くなってる方が多く混じってるんではないかという疑問に対しては、日本はCTの検査をだいたい肺炎で亡くなる方については最終的には行っていて、新型コロナウイルス感染症が疑われるかどうかということについては、これも大変、お医者さまにとっては直ちに判断がつくという、間質性肺炎であればその判断がすぐつくということでございますので、そういうことはないということではないかと思ってます。 司会:次の日程、外交日程でございまして、差し迫っておりますので、以上をもちまして総理の会見を終わらせていただきます。どうもありがとうございます。外交日程でございますので、それは分かりますけども、もうあと、本当に時間が次ないものですから、ご理解いただきたいと思います。どうもありがとうございました。 記者:質問、どうしてこれで終わりなんですか。 司会:ちょっと次の日程がございますので。どうぞ、じゃあ、【岩上 01:07:10】さん、私のメルアドよくご存じでしょうから、送ってください。 (完)【書き起こし】緊急事態宣言を延長 安倍首相が会見