緊急事態宣言を延長 安倍首相が会見(全文3完)アビガンは月内承認目指したい
保険適用以降、少しずつ増えている
いわば、そういう体制をつくってもなぜかといえば、これはまずそれを、PCRをやる方、これは【拭わ 00:59:21】なければいけなかったわけでありますが、それをやるいわば人的な根詰まりもあったわけでありまして、医師会の皆さんにもご協力をいただき、また、歯科医師会の皆さんにもご協力をいただくことになったわけでありまして、そういう意味において全力を挙げていきたいと思ってます。 補足的にまた尾身先生にご説明をいただきたいと思います。民間との関係。 尾身:実はもう民間のほうは先ほど申しましたように、3月6日から保険の適用が始まって少しずつ増えております。今、いろいろ統計をわれわれ、始めて、いわゆる感染研とか地方研でやられているものは、もうこれ、分かってます。それと、民間の企業、検査会社でやってるのも分かってますが、実は、これ、なかなか複雑でして、病院でやったもので同じ、で、病院でやったもの、今、医師会なんかのご協力で保健所を通さないでいくというシステムができたのは皆さんご存じですけども、入院されてる患者さんは退院するまでに数回やることがありますよね。退院のために2回。そうすると、そのことが全部、報告されてきてしまうと分母、やってる件数が増えますよね。だからわれわれ、今、非常にジレンマで、今、大変難しいと思ってなんとか解決しようと思ってるのは、1つの報告、分母は、感染研とか公的機関だけのものと、それから今度、民間を入れると今度、増え過ぎちゃって、そこはオーバーになってるということが今、現実ですけど。
迅速診断キットに期待している
しかし確かにトータルとしては、また今日の専門家会議のほうで見せましたけど、検査件数はまったく上がってます。それと、先ほど、そういう中でも実は日本の死亡率は、これは、一番のわれわれの目標、全ての感染を知ってるわけ、これはなかなか難しいですね。で、分かりませんが、死亡率という意味では、【ワ***** 01:01:34】、今のあれでも死亡のことはピックアップして、その死亡の数はこれはヨーロッパのほうに比べても10分の1以下ということですから、必ずしもPCR、私自身はPCRはもう少し、総理がこの前2万件とおっしゃった、そのぐらいまではいったほうがいい、それに今、努力をしてます。ただ、それと同時に私は専門家として一応事実としてはPCRは日本は最も少ない国の1つですけども、人口当たりの死亡率、それから絶対数もヨーロッパの国の10分の1以下であるということは、これは事実です。しかしだからといって、今のPCR体制がこのままでいいというふうに申し上げてるんでは。 もう1つは、実はPCRというのはもう皆さんもご承知のように、やるのはそう簡単ではなくて。で、今、われわれが先ほど治療薬の話が出ましたけども、私なんかも、私自身は治療薬の研究に直接は関わってませんが、この5月あるいは6月で臨床治験の結果が出る。それともう1つ非常に今のPCR関係で非常に重要なのは、迅速診断キットですね。抗原。これがまだ最終的な結果はありませんけど、これは簡単です。唾液を取ってできますから、実はこれは日本が実はインフルエンザでずっとやってきたあれなんですね。 私はこのPCRはこれからも、PCRとこれは補完的な関係ですから、この迅速診断キットというのが私はかなり期待をしてます。もちろん、早計に、簡単なことは言えませんけど、今、私たちの入ってるところでは、比較的、特にウイルスの排出の多い、これが一番感染をしやすいケースですよね、この人たちを探知するのは十分。もちろんPCRのほうが感度はいいですよ。だけども、感染の症状の始まる前、2日ぐらいが一番多いんですね。このレベルのウイルスだと引っ掛ける可能性があるということで、私自身はPCRをもちろん、これからさまざまな困難がありますけど、努力して2万のところまでは取りあえずいく。と同時に、迅速診断キットができると、かなり今の状況は変わるということがあるんで、この2つを見ながら、また死亡率を。で、死亡率はだんだん今、死亡者は上がってますから、死亡者をこのままほかの国に比べて少ないという維持をするためにはさまざまな努力が必要だと思います。