地元中国の22歳ブ・ユンチャオケテが2回戦でハチャノフを倒す番狂わせ [杭州オープン/テニス]
地元中国の22歳ブ・ユンチャオケテが2回戦でハチャノフを倒す番狂わせ [杭州オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「杭州オープン」(ATP250/中国・浙江省杭州/9月18~24日/賞金総額108万1395ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した22歳のブ・ユンチャオケテ(中国)が第2シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を7-6(7) 4-6 6-3で倒す番狂わせを演じた。 ~杭州オープン2回戦で第2シードを倒す番狂わせを演じたブ・ユンチャオケテ選手~ 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、1年前に珠海で優勝を飾っていたハチャノフはこの試合が初戦だった。タイブレークの末に第1セットを先取したブはワンブレーク差で第2セットを取り返されたが、第3セット1-0から相手のサービスゲームを破ったリードを最後まで守りきって2時間27分でツアー本戦でのマッチ3勝目をもぎ取った。 「本当に心地いい。コーチやチームはもちろん、友人や親しい人たちがここにいて僕を応援してくれる。だから本当に快適なんだ」とブは試合後にコメントした。 「僕はここが大好きだ。このサーフェスやすべてを知っているからね。この感覚は最高だよ」 キャリア最大の勝利を挙げたブは次のラウンドで、同胞のアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)を6-4 7-6(3)で破って勝ち上がったミカエル・ククシュキン(カザフスタン)と対戦する。 そのほかの試合では第4シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)が予選勝者のコールマン・ウォン(香港)に6-7(7) 7-6(4) 6-1で逆転勝利をおさめ、リンキー・ヒジカタ(オーストラリア)は第7シードのファビアン・マロジャン(ハンガリー)が体調不良で棄権したため不戦勝となり、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。
テニスマガジン編集部