LEPIC、空間音響強化を図った “第3世代イヤーピース” 「nuon」
ピクセルは、同社が取り扱うオーディオアクセサリーブランドLEPIC(ルピーク)から、独自設計で空間音響の強化を図ったイヤーピース「nuon(ニューオン) 空間音響イヤーピース」を、9月20日(金)より発売する。ラインナップと価格は以下の通り(表記いずれも税込)。 【画像】3つ以上の密度の異なるシリコンを層状に積み重ねる「Layer-by-layer 工法」で製造 ・「boost」:3,132円(1サイズ/2ペア) ・「clear」:3,132円(1サイズ/2ペア) ・「boost&clear」:4,482円(2サイズ/各1ペア) これまでのイヤーピースには無い、全く新しい価値観を提案する「第3世代イヤーピース」を謳うモデル。サウンドチューニングが異なるboostとclaerの2種類をラインナップし、いずれもS/M/Lの3サイズを展開。加えてboostとclearをそれぞれ2サイズずつ同梱する「boost&clear」セットも用意し、S/MもしくはM/Lの組み合わせで販売する。 LEPICでは、市場にあるイヤーピースを、確実な耳への固定を目的とした「第1世代イヤーピース」、素材や形状の研究によって着け心地や音を飛躍させた「第2世代イヤーピース」と定義。これらの特徴を踏まえつつ、自然に声を強調する「ボイスブースト」機能や、空間音響の強化を実現した第3世代イヤーピースがnuonだと説明している。なおモデル名は、「new + 音(新しい音)」に由来するとのこと。 独自の特徴として、完全新規開発のイヤーピース専用シリコンを使用する。3つ以上の密度の異なるシリコンを層状に積み重ねる「Layer-by-layer 工法」にて製造しており、「従来のシリコン素材では成しえない業界初の大胆な設計であり、世代を超えた新たな試み」だという。 また上述のシリコン層設計により、ユニークな形状のサウンドウェーブドーム「SOME」を内蔵。シリコンの密度や形状に応じ、音の前後/左右/高低を自在に調節できるとのことで、「今まで経験したことのない新たな次元のサウンドを体感することができる」とアピールしている。 さらに、耳に直接触れる部分により柔らかいシリコン素材を採用することで、耳へのストレスを軽減。装着性も高めた。 全体的なデザインは、古代建築であるパンテオンの特別な音響特性から着想を得て設計。ドームの曲線と内部形状が音を自然に拡散させて集中させることで、独自の音響特性を発揮して理想的な装着感と最適なリスニング体験を提供するという。 2種類のラインナップのうちboostは、リッチなサウンド表現やアタック感にフォーカスしてチューニングされたモデル。アナログライクな暖かみや広い空間表現、センターに位置するボーカルとアタック感のある豊かな低音表現が特徴で、ポップスやEDM、クラシック音楽に適しているという。 もう一方のclearは、迅速な応答性とクールな高域表現にフォーカスしてチューニングされたモデル。広い空間表現とセンターに位置するボーカル、レスポンスの良い応答性によって、すっきりとした明瞭な音を楽しめるとのこと。
編集部 : 伴 修二郎